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SFDC:Lightningメールテンプレートの関連エンティティ種別でハマった話

メールアラートの設定のときはClassicメールテンプレートを使っているのですが、Lightningメールテンプレートも試してみようかなと試したときにちょっとハマった話。


メールテンプレートに差し込むオブジェクトについては関連エンティティ種別の項目で設定します。


ユーザ向けのテンプレート作成時には基本は標準の取引先責任者オブジェクトなどを対象にするので問題なかったのですが、検証用にカスタムオブジェクトを作ってそのオブジェクト用にテンプレートを作成しようとしたところ、関連エンティティ種別の選択肢に表示されない問題に遭遇しました。


一瞬カスタムオブジェクトは選択できない?と思ったのですが、選択可能なカスタムオブジェクトも存在していたのでそういうわけではありませんでした。


選べるオブジェクトと選べないオブジェクトの違いは・・と考えると思い当たる理由は一つだけで活動の許可の設定です。


活動の許可を有効化するとLightningページ上メールコンポーネントの配置が可能になったりしますが、メールテンプレートの設定もそれに関係していたみたいです。ということで関連エンティティ種別にオブジェクトの選択肢が出てこないときには、活動の許可の有効化をチェックすれば大丈夫でした。

ハマったところ

上記の活動の許可を有効にしたあと、関連エンティティ種別にすぐには表示されませんでした。(これで最初活動の許可の有無は関係無い?って思いそうになった)。結論として再ログインとか試していたら表示されるようになりました。時間経過なのかLightningでよくあるキャッシュが残って云々なのかはわかりませんが、とりあえず活動の許可の変更で解決できるので設定反映されない場合は再ログインとかキャッシュクリアとかやってみれば解決すると思います。

おまけ

ページレイアウトのカスタマイズとかで新しい設定が反映されないとき、再ログインをいちいちするのは大変なので、自分の場合は表示密度のカンファタブルとコンパクトの切り替えで対応してます。(たまに効果無いときもある気がしますが、だいたいこれでキレイになる。)

活動の許可を無効にする場面

今回関連エンティティ種別の選択肢に出てこなかったカスタムオブジェクトで最初に活動の許可を無効にしていた理由についてですが、活動の許可を有効にすると新規行動などの操作の際に関連先の選択肢として表示されます。


選択肢が多くなるのは仕方が無いと思いつつ、必要無い場合は無効にして余計な表示を行わないようにしたいなと思ってました。ただ、今回ハマった件でLightningメールテンプレートの利用有無というのも活動の許可を有効にするかの判断材料にする必要があることを知ったので、その辺含めて活動の許可をどうするかを考えれば良いかなと思います。


※Classicテンプレートを使えば活動の許可は気にしなくていいけど、将来的にLithtningテンプレートに移行しましょうってアナウンスがありそうな気はする。