Agentforce World Tour Tokyo Day 1 の記事の続き。基調講演のあとのセッションとブースをまわったときの話です。

イベントに行くとSalesforce製品のブースが出ています。こちらで新機能や気になる昨日について話を聞くことができます。話が聞けるタイミングが合ったブースから回ってみました。PlatformブースではVibeコーディングに関する話を聞くことができました。










Agentforce VibsはAIコーディングを行うための仕組みです。Apex、LWCといった開発を生成AIと一緒に進めることができます。
開発はVS Codeでやることが多いと思いますが開発者コンソールの進化版的な統合開発環境(IDE)- Agentforce Vibes IDEも用意されています。
CodexやClaude Codeを使った開発のSalesforce版という形です。生成AIのモデルはGPTやClaudeなどの各モデルを使って行いますが、Agentforce Vibsを使う背景としてはEinstein TrustLayerの仕組みの中で動くという点になるようです。

Salesforce Help

Einstein Trust Layer | セールスフォース・ジャパン
Agentforce Vibsを利用するにはライセンスが必要です。AgentforceのFlexライセンスで利用回数に応じた課金モデルのプランで利用ができます。ただ、本格的に開発するときに利用回数に応じたでは予算を超えてしまう懸念が大きいです。利用上限の無い開発者用のライセンスが別途あり、そちらの導入を検討するのが良いと思います。ただ、上限が無いということで料金もかなり上がる感じになるかと思います。
Agentforceの価格はこちらのサイトで確認できました。
ただ、開発者用ライセンスというような表示はなかったので、正確な情報は問い合わせして確認するしかなさそうです。アドオンとして紹介されている左側のやつかもしれません。

2026年3月ごろにSalesforce製品の一つになったInformaticaのブースがあったので行ってみました。様々なシステムのデータ統合を実現するための製品です。





最初、Data 360と役割が同じなのかと思ったのですが、それぞれ別の役割を持っていて使い分ける形になっています。違いについてはPiperに質問したらわかりやすくまとめてくれました。

Agentforce ブース
Cowokerのデモを見ることができました。まだベータ版の機能で既存の右上アイコンで呼び出すAgentforceエージェントとは別の仕組みとなっています。
社内のOffiece365やGoogleと連携することでSharePoint / GoogleDrive上にあるPDFファイルをRAGとして回答に使ったりできます。(Data 360の契約も必要)





Agentforce ブース

Agentforce Service ブース
問い合わせ対応まわりの昨日のデモを確認。Agentforceエージェントがチャット対応をしてくれます。サービスエージェントで作られたエージェントです。


サービスコマンドセンターという画面があります。ここでAgentforceエージェントの対応状況などを確認できます。特定の条件に一致するものはフラグをつけることが可能です。


現在も使われている機能ですが顧客はExperience Cloudサイトに埋め込まれたチャットで相談していきます。チャットログはSalesforceに記録されるので、このやりとりを見て、サポート担当者はAIエージェントから対応を引き継ぎます。

問い合わせ対応完了後に今後のナレッジとして扱うべき場合は、ナレッジ登録ボタンから登録可能です。AIがまとめた対応サマリをベースにできるのでスムーズな登録が可能です。








Slackbot ブース
Slackbot ブースでは、Slackの画面で実現できる業務効率化の話を聞けました。


画像からテキストを識別してデータ更新するといった操作が可能です。AIにテキスト化してもらい、けっかを確認、認識誤りがあったら修正して登録を依頼という使い方です。

条件に一致するデータを探してもらう使い方もできます。


過去の会話ログも残るのであのときどうしたっけ的なものを振り返りできます。


データの判断ができるので日報作成といった使い方もできます。Slack上にあるCanvasの仕組みでドキュメント作成が可能です。


MTG相手の予定を確認して予定の登録をAI経由で行う使い方もできるそうです。これはGoogleカレンダーとSlackを連携させる設定を最初に行っているとのことです。Salesforce側のGoogle連携とは別の設定ということでした。





業界ブース
Salesforceには業種別に特化したIndustry Cloudという製品があります。自動車や通信、保険といったブースが今回のイベントにありました。

Salesforceの業種別製品・ソリューション一覧 | セールスフォース・ジャパン
その中に人材サービスというブースがありました。最初、Industry Cloudの対象業種が増えたのかなと思ったのですが、こちらは扱いとしてはIndustry Cloudではなくデモアプリ的な形として用意されているものとのことです。








活動データの話の中でやはり出てきたという感じでEinstein活動インサイトの機能がありました。ZoomやTeamsといったWeb会話の活動を記録する仕組みです。

連携設定することでビデオ録画の結果とその情報を元にした文字起こし、タグつけなどの分析が可能となっています。

概要機能で通話の要約を確認できます。

概要は数行でチェックできて便利ですが、要約されすぎという場面のために詳細を確認の機能が用意されていました。これで細かな部分もEinsteinに相談できます。

活動タイムライン上からだと会話を探索というリンクからアクセスできます。


そのほかはカスタマイズ部分、オシャレなグラフなどはLightningページに配置することでレイアウト調整できます。LWC開発やAppExchnageでコンポーネントを用意したら画面表示はノーコードで実現できます。

Salesforce上にデータが揃っていればAIがスクリプトや次のアクションを提案したりしてくれるようになります。こういったことがSalesforceで実現できますというデモとして見せてもらえました。



Agentforce Sales

Trailhead Theater セッション
会場の中にTheaterエリアがあり、ミニセッションをみることができます。Salesforceイベントのアーカイブ動画では確か録画公開されていなかったと思うので会場にいったら見ておくと良いセッションとなっています。





Agentforce World Tour Tokyo Day 1はこんな感じでした。
