Winter'21のリリースノートのメモです。
多要素認証について
- 今までは2要素認証と呼ばれていたが多要素認証に名称変更した。
- MFA をユーザにロールアウトするためのすべての推奨手順などが確認できるアシスタントを用意。ログインするとポップアップで表示された。
Salesforce Anywhere
- ベータ版が公開された。
Lightning Experience エンゲージメント: アプリケーション内ガイダンスとヘルプメニュー
- 各ページにガイダンスを表示できる機能。
- 有料オプション。
ガイダンスの新機能について
- 新規作成ページ、編集ページ、コピーページへのアプリケーション内ガイダンスの追加
- アプリケーション内ガイダンスへのカスタムテーマ色の追加
- アプリケーション内ガイダンスへの直接リンクの共有
- ヘルプメニューへのより多くのカスタムリソースの追加
- Salesforce アプリケーション内コンテンツについて
Salesforce アンケート: 参加者の環境の改善、アンケートテンプレート、他
- データの値を条件にアンケートページの表示を切り替えられるようになった。
- 招待メール内に埋め込まれたアンケートの質問をパーソナライズして、参加者に VIP 環境を提供できる。
- 新しい Connect REST API リソースを使用すると、最大 300 人のユーザにアンケートへの招待をメールで送信できる。
- テンプレートアンケートを作成すると、そのテンプレートアンケートは Salesforce 組織のユーザと自動的に共有できる。
- ボタンをクリックして、アンケートページ内の質問を並び替えできる。
- アンケートをコピーすると、コピー元のアンケートから新しいアンケートに翻訳が自動的に引き継がれるようになった。
- 右から左へ記述される言語がサポートされるようになった。(海外ユーザ送付用)
- メールの受信を希望しない取引先責任者とリードはアンケートへの招待メールを受信しなくなる。(今までは別判定)
- Salesforce 組織外のユーザに送信されるアンケートへの招待メールも、組織から送信される 1 日の合計メール数にカウントされるようになった。
- ラジオボタンの入力が選択肢から選ぶ形式になる。
Lightning Scheduler: 制御された直接的な外部カレンダーの操作、組み込みフロー、スケジュールの柔軟性の向上、その他
- Lightning Scheduler の予定を外部カレンダーに直接書き込むのに役立つ設定と開発者リソースが追加された。
- 新しい [予定をプラットフォームイベントとして公開] 設定を有効化すると、Lightning Scheduler では新規予定、変更された予定、または削除された予定に対してプラットフォームイベントがトリガされる。
- Salesforce カレンダーと同期しなくても、外部カレンダーの行動でサービスリソースの対応可能状況を確認できるようになった。
- Lightning Scheduler フローをレコードページに埋め込むことができるようになった。
- Lightning Scheduler フローに 1 つ以上のカスタムスケジュールポリシーを関連付けることで、スケジュールの柔軟性を高めることができる。
- システムコンテキストで Lightning Scheduler フローを実行するように設定できるようになった。
- ゲストユーザが外出先で予約をスケジュールできる
- 1 時間を超える予約時間枠の定義
- レスポンシブな時間枠ページによるユーザエクスペリエンスの改善
Lightning Schedulerについて
- Field Service向けの機能。
- 有料オプション。
Optimizer アプリケーションの活用★
- 新しい 2 つの機能を使用すると、自動実行をスケジュールし、組織の総計値履歴を表示してセキュリティを高める 7 つの新しい総計値にアクセスできる。
- 実行のスケジュール: Optimizer アプリケーションが毎月 1 回バックグラウンドで自動的に実行されるように設定することで自分の時間を節約します。
- 組織の総計値履歴: アクションが組織のファイルストレージ、静的リソース、データストレージの制限にどのように影響したかに関する概要を表示します。
アクセス方法
- [設定] の [クイック検索] ボックスに「Optimizer」と入力して、[Optimizer] を選択します。
強調表示パネルでのより多くのレコード情報の表示★
- レコードページの参照関係項目にマウスポインタを置くと、強調表示パネルに、コンパクトレイアウトから最初の 7 項目が表示されます。以前は、強調表示パネルに表示される項目の数は最初の 5 個のみでした。
Lightning Web コンポーネントの UI の変更
- Salesforce 製品およびエンジニアリングチームは、ユーザを Aura コンポーネントから Lightning Web コンポーネントに切り替えることで、使いやすさとパフォーマンスを強化しました。
- この機能強化はカスタムオブジェクト、一部の標準オブジェクト、および一部の UI 要素 (関連リストなど) にロールアウトされました。
- 機能に変更はありません。
レコードのコピーの UI への変更
- 正しいレコードの詳細が表示されるようにレコードのコピーインターフェースに軽微な変更が加えられました。
ごみ箱検索機能の削除
- パフォーマンスの問題を避けるため、ごみ箱から検索機能が削除された。
Cisco Webex の廃止
- Cisco Webex は、Winter '21 リリースの一環として 2020 年 10 月 9 日以降廃止される予定
Skype の廃止
- 2020 年 10 月 9 日以降、Skype は Winter '21 リリースの一環として廃止される予定。
タブ中心のダイアログを使い続ける方法
- 以前にリリース済みの更新。
- Lightning コンソールアプリケーションで、UI とのインタラクションがダイアログで中断されなくなった。
- 設定メニューから有効化して利用できるが、期日がくると自動で有効化される。