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SFDC:Winter'21 リリースノートメモ⑯ - Quip

Winter'21リリースノートのメモです。

Quip Setup Starter 管理パッケージを使用した Quip for Customer 360 機能の発見

よく使用される Quip for Customer 360 機能を試してみるには、Quip Setup Starter 管理パッケージをインストールします。Quip Setup Starter を使用することで、テンプレートの作成、Quip Lightning コンポーネントの設定、オートメーションの設定などにかかる時間を節約できます。

Quip と Salesforce での Quip テンプレートの管理 (テンプレートライブラリ)

チームが使用する Quip 文書をテンプレートとして区別するには、文書をテンプレートとしてマークします。オブジェクトに基づいて Salesforce にどの文書が組み込まれているかを確認し、組み込み文書をテンプレートに変換し、Quip のテンプレートライブラリからそれらの文書にアクセスします。

組み込み Quip テンプレートでの総計値を使用したユーザエンゲージメントに関するレポート

Quip 文書を使用しているユーザやコーチングが必要なユーザを把握します。レポートとダッシュボードを使用して、ドキュメントやテンプレートでのユーザエンゲージメントのトレンドを理解します。総計値は Salesforce レコードに関連付けられている文書とテンプレートで使用できます。

Quip 文書へのインラインの Salesforce レコード項目の追加 (データメンション)

Quip 文書、スプレッドシート、アカウントプランで、書式設定の邪魔にならないように Salesforce のライブデータを追加します。インラインデータメンションを使用すれば、データは通常のテキストのように表示されますが、Salesforce と同期しているため、最新の状態が保たれます。データメンションからレコード項目を編集することもできます。そのため、Quip で Salesforce の作業を維持しやすくなります。

Salesforce ライブデータを使用した Quip でのリレーションの対応付けの作成

インポートした Salesforce レコードデータを使用してアカウントプラン内でリレーションの対応付けを作成します。Salesforce 外部に存在する対応付けにデータを追加するには、カスタム Quip カードを作成します。

Salesforce レコード権限を使用したリンクされた Quip 文書へのアクセス権の決定

同期共有では、Salesforce レコードに関連付けられた Quip 文書へのアクセス権を管理するオプションがいくつかあります。新しい [Salesforce レコードアクセス権] オプションでは、Salesforce レコードへのアクセス権を持つユーザは、リンクされた Quip 文書に対して同じアクセス権を持ちます。セキュリティを損なうことなく、リンクされた Quip 文書のアクセス権を組織レベルで設定できます。

Quip での Salesforce のライブデータの管理

ミラー化された Salesforce 権限を使用して Quip 内の Salesforce データを安全で動的な状態に保ち、ライブレポート機能を無効にします。ミラー化された Salesforce 権限を有効にすると、Quip 内のユーザは Quip でも Salesforce と同じ Salesforce データにのみアクセスできるようになります。

Salesforce への Quip 接続状況のテスト

Quip 状態チェックを使用して、Quip サイトと Salesforce 組織との接続に関する一連のテストを自動的に実行します。Quip 状態チェックで問題が検出されると、その場で結果と接続を稼働させるための解決策が表示されます。状態チェックは、Salesforce に対する Quip サイトの接続、または個々のユーザの Quip と Salesforce の接続について実行できます。

Quip での検索条件を使用した Salesforce リストビューのカスタマイズ

Quip で Salesforce リストライブアプリケーションを選定して、関心のあるレコードのみが表示されるようにします。Quip のカスタマイズ可能な検索条件を使用すると、ドキュメントに対する編集権限を持つユーザは、指定した項目に基づいてリストビューや関連リストを絞り込むことができます。関連リストが管理しやすくなり、ユーザは時間が経つにつれて古くなったり関連性がなくなったりしたレコードを除外できます。

Quip for Customer 360 の設定、有効化プロセス、その他の機能強化の簡略化

Quip と Salesforce で Quip for Customer 360 エクスペリエンスが強化されました。

新しい Quip API を使用したカスタムオートメーションの作成

Quip API エンドポイントを使用して、ビジネスプロセスを自動化し、チームを連携させます。