Salesforceの取引先と取引先責任者で取り扱う標準の住所情報は下記の項目で構成されています。
- 郵便番号
- 都道府県
- 市区郡
- 町名・番地
セールスフォースに既存システムのデータを移行したりする場合、住所情報が分割されていない場合などが考えられます。
郵便番号や電話番号にハイフンをつけたり、都道府県、市区郡、町名・番地と分割したりが必要になりますが、この問題はEXCEL関数で解決できます。
住所の分割
下記リンク先で紹介されていた方法です。
都道府県を取得
=IFERROR(LEFT(A1,FIND("県",A1)),LEFT(A1,3))
※A1は住所セルを指定
市区郡を取得
=MID(A1,LEN(B1)+1,IF(LEN(A1)-LEN(SUBSTITUTE(A1,"区",""))>0,FIND("区",A1),IF(LEN(A1)-LEN(SUBSTITUTE(A1,"市",""))>0,FIND("市",A1),FIND("郡",A1)))-LEN(B1))
※A1は住所セル、B1は都道府県セルを指定
町名・番地を取得
=MID(A1,LEN(B1&C1)+1,100)
※A1は住所セル、B1は都道府県セル、C1は市区郡セルを指定
実際に取得した結果
無事に取得することができました。建物名も分割したいのですが、ここまで分割できればひとまず問題ないと思います。
電話番号と郵便番号の加工
下記サイトで紹介されていました。
セルの書式設定を指定するだけで解決してくれたみたいです。
電話番号の方はユーザ指定で「000-0000-0000」ですが・・・携帯の場合はこれで問題ありませんが自宅や会社の番号などの場合は「003-4222-1000」のようになってしまいます。
やり方はあるかもしれませんが、この場合は桁数が足りなくて先頭に0埋めされているだけなので、CotEditorなどで置換するのが早い気がします。
細かい部分は手修正が必要になると思いますが、これでセールスフォースにインポートできるように加工できると思います。