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SFDC:レポート&ダッシュボードで表現できること

レポート&ダッシュボードで表現できることについてです。
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表形式レポートと行制限

表形式のレポートでは行制限機能で件数の上限を指定できます。
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行制限は追加ボタンから設定できます。
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行制限を設定すると表形式のレポートでもダッシュボードでグラフ表示することが可能です。
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サマリ形式とカスタム集計項目とグループの並び替え

サマリ形式を使うと取引先毎の商談というようなレポートを表示することができます。グループ毎の金額合計というように集計結果を表示したい場合はカスタム集計項目を作成して対応できます。またグループの並び替えでレコード件数や集計項目をつかったソートが可能です。
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マトリックス形式と日付毎の集計

マトリックス形式レポートなら日付ごとに集計結果を表示することが可能です。
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日付の形式は集計期間単位で設定できます。
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特定の値に色をつけたい場合は条件付き強調表示で設定可能です。
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マトリックスレポートの場合、金額などの合計や平均などの値を簡単に表示することができます。
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補足

カスタム集計項目なども表示できますが、表示件数の上限は2つまでとなっていたはずなので注意してください。


合計、平均、最大、最小の集計値は棒グラフ設定にある組み合わせグラフのプロット追加値で『列』を選択すると一つのグラフにまとめて表示できます。
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プロット追加値で追加できる列は最大3つまでとなっているので注意してください。(デフォルトの列と合わせて最大4つの列を表示できます。)


プロット追加値で『折れ線』を選択すると折れ線グラフの表示も可能です。ただし、この場合、追加できる項目は一つのみとなります。
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サマリレポートと円グラフ

商談のリードソース毎の金額の割合を表示したいというような場合、サマリレポートと円グラフを利用して表示できます。
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円グラフの場合、棒グラフの用に追加項目の表示などは行えません。
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フォーマッティングの設定も円グラフ用のものが用意されていたります。
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結合レポートで複数レポートタイプの表示

取引先を条件に商談と取引先責任者を一画面で表示したいような場合、結合レポートで対応できます。
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結合レポートではブロックごとに表示条件を設定できます。画面に表示するブロックを追加したい場合は『レポートタイプを追加』ボタンをクリックしてください。
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このように追加するレポートタイプを選択すると新しいブロックが設定できるようになります。
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ブロック同士の関連付けに利用できる項目は共通項目欄に表示されている項目のみとなっています。
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共通項目の欄に表示される項目ですが、選択したレポートタイプによって自動で設定されます。ブロック1とブロック2のレポートタイプの順番によっても内容がことなるっぽいので目当ての項目が表示されない場合は最初に選択するレポートタイプを変えてみるといいかもしれません。またブロックは複数追加することも可能でした。


結合レポートでもグラフ表示は可能になっています。組み合わせグラフなどで複数ブロックの値をグラフに表示するといった使い方も可能になっていました。
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クロス条件で関連レコードの抽出

子レコードとして商談、ケースが一件以上存在している取引先一覧を表示したい。そのような場合はクロス条件で対応可能です。
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クロス条件は追加ボタンから設定可能です。
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バケット項目でグループ分け

選択リスト項目の特定の値毎にグループ分けしてレポートに表示したい。こんなケースが発生したらバケット項目で対応可能です。
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バケット項目は左側のメニューから作成できます。(カスタム集計項目とは別のものです)
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こんな感じでグループ分け出来ます。
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他にも都道府県選択リストをつかって、関東、関西...というように地域毎にグループ分けするような使い方ができます。レポート表示のためだけにカスタム項目を作成したくないといったときに便利だと思います。

ダッシュボード

以上のような機能を使い分けることで必要なグラフをダッシュボードに表示できると思います。
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