州/国選択リストの有効化を試してみました。設定→データの管理→州/国選択リストから有効化できます。
1. 州/国選択リストを設定します。
デフォルトの国で日本を選択します。
2. 組織をスキャンします。
影響を受けるデータおよびカスタマイズのスキャンを実行します。
スキャンが完了するとメールが届きます。
メールにはドキュメントページヘのリンクが記載されています。ドキュメントオブジェクトにスキャン結果が登録されるのですが、プレビューだと文字化けしていました。一度ダウンロードしてテキストエディタで開くと正しく表示されます。
3. データを変換します。
対象の国にチェックをつけて1つずつ変換リストに追加していきます。すべての追加が終わったら次へ進みます。
続いて州の変換です。日本には州が無いので不明な値にするしかないと思います。
最後に有効化して設定完了です。一度有効化すると元に戻せないので良く検討する必要がありそうです。
・・・と思ったら無効化できるみたいです。
設定後の補足
これで国項目が選択リストに変更されました。やってみてわかったのですが、都道府県は州に当たるみたいです。
都道府県の部分は国選択リストに依存するようになるので設定を行う必要がありました。都道府県の部分は州/国を設定画面で対象の国(日本)の編集リンクから設定します。
ここで国と紐付く州の設定ができました。日本の場合は都道府県を追加します。
新規州ボタンで登録画面を表示します。
州コードの欄があったので都道府県コードってあるのかなと検索したところ、JIS規格で決まっているみたいです。
こんな感じで47都道府県を登録していけばいいと思います。
そうすると国に紐付く都道府県の選択リストが表示されます。
以上が州/国選択リストの有効化の流れです。日本組織ではあまり使われない機能かなと思ったのですがそんなことはなさそうでした。(ちょっとカスタマイズが大変かもしれませんが..)
