Winter'16のChatterの新機能について確認してみました。今回はフィードのところです。
フィード
Lightning Experience のフィード
Lightning Experience の Chatter では、Chatter タブが移動して、レコードページに [コラボレーション] タブが追加されました。また、すべてのデザインが洗練されました。
レコードページのコラボレーションタブ
投稿のミュート
ニュースフィードの表示内容を制御し、関心がなくなった投稿をミュートします。すべての既存組織と新規組織では、この機能がデフォルトで有効になっています。この機能は、Salesforce Classic でのみ使用できます。
自分の環境ではまだ利用できなさそうでした。
リッチテキストによる投稿の書式設定
投稿を太字、斜体、下線付きの文字や、箇条書き、番号付き箇条書きで書式設定できます。すべての既存組織と新規組織では、Chatter パブリッシャーのリッチテキストエディタがデフォルトで有効になっています。この機能は、Salesforce Classic でのみ使用できます。
この機能はChatter設定で有効/無効を切り替えることができます。
Chatter フィードに表示される情報の関連性向上
Chatter でニュースフィード (自分がフォローするもの) 用に投稿が選択される方法が変更されました。これまで、Chatter で人をフォローしていた場合、他のユーザがその人のプロファイルに投稿したものはすべて自分のニュースフィードに表示されていました。新しいフォロー機能により、フォローしていないユーザからの更新は表示されなくなりました。
新しいフォロー機能は、すべての新しい組織で自動的に有効になります。ただ既存の組織でこの機能を利用するには、Salesforce に問い合わせする必要があるみたいです。この機能は、Lightning Experience と Salesforce Classic の両方で使用できます。
人またはグループにメンションするときの最も関連性の高い提案の表示
関連性の高い @メンションを使用すると、人やグループへの @メンションがこれまで以上にすばやく容易になります。この新しいアルゴリズムでは、ユーザの動作を学習し、最もやりとりの多い人やグループを提案します。非公開グループでは、グループのメンバーが提案されるため、人をすばやく見つけてメンションできます。提案される名前はアルファベット順に表示されます。この機能は、Lightning Experience と Salesforce Classic の両方で使用できます。
Chatter の質問での類似質問および類似記事の表示 (正式リリース)
組織またはコミュニティ内の重複したコンテンツをより簡単に減らせるようになりました。内部ユーザまたはコミュニティユーザが Chatter に質問を入力するときに、類似質問と必要に応じて関連するナレッジ記事がドロップダウンリストに表示されるようになりました。この機能は、Salesforce Classic でのみ使用できます。
この機能を利用するにはナレッジ機能を有効化して記事を公開します。
またナレッジ設定でChatter の質問の設定を有効化する必要もあります。
そうするとChatterのパブリッシャーアクションにある質問を投稿時に関連しそうなナレッジ記事がドロップダウンリストで表示されます。
表示された記事をクリックすると詳細情報を確認できます。