tyoshikawa1106のブログ

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Node:開発環境の構築を試してみました

以前さわってみてよくわからず挫折したNode.jsの始め方がわかりやすく解説されたサイトがあったので、もう一度試してみました。

参考サイト


以下、自分の環境でやってみたときのメモです。

nvmのインストール

Node.jsのインストールは公式サイトからやっていたのですが、nvmを利用すれば複数バージョンを簡単にインストールして管理できるみたいです。

まず次の処理を実行します。

$ git clone https://github.com/creationix/nvm.git ~/.nvm
$ source ~/.nvm/nvm.sh


これでnvmコマンドが一時的に実行できるようになります。例えば次のコマンドを実行するとヘルプが表示されます。

$ nvm help

f:id:tyoshikawa1106:20150906175838p:plain

Nodeのインストール

nvmコマンドでインストールできるnodeのバージョンは次のコマンドで確認できます。

$ nvm ls-remote

f:id:tyoshikawa1106:20150906180230p:plain


インストール対象のバージョンを確認できたら次のコマンドでインストールします。

$ nvm install 0.12.7


これでインストール完了です。次のコマンドを実行するとバージョンを確認できます。

$ node -v

f:id:tyoshikawa1106:20150906180415p:plain

nvmの設定

この時点ではターミナルを再起動するとnvmコマンドが利用できない状態に戻ってしまいます。この問題を解決するにはまず次のコマンドを実行します。

$ nvm alias default v0.12.7


次に『.bash_profile』ファイルを編集します。このファイルはls-laコマンドで存在を確認できます。
f:id:tyoshikawa1106:20150906180735p:plain


編集方法はいくつかあると思いますが、自分の場合はSublimeTextで編集しました。

$ subl ~/.bash_profile


こんな感じに編集します。(if ... f までの処理を追記する感じです)
f:id:tyoshikawa1106:20150906180832p:plain

eval "$(rbenv init -)"

if [[ -s ~/.nvm/nvm.sh ]];
 then source ~/.nvm/nvm.sh
fi

これで開発環境の準備は完了です。

Hello Worldを表示

簡単な処理でHello Worldを表示してみます。デスクトップにapp.jsを用意しました。
f:id:tyoshikawa1106:20150906181147p:plain

var http = require('http');
 
http.createServer(function (request, response) {
  response.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'});
  response.end('Hello World\n');
}).listen(8124);
 
console.log('Server running at http://127.0.0.1:8124/');


次のターミナルから次のコマンドを実行します。

$ node app.js

f:id:tyoshikawa1106:20150906181320p:plain


実行後にlocalhost:8124にアクセスするとHello Worldが表示されていました。
f:id:tyoshikawa1106:20150906181412p:plain


NVMの設定方法などよくわかっていなかったので勉強になりました。