gemパッケージ『simplecov』を利用するとテストカバレッジを確認できるようになります。カバレッジが確認できるのは良さそうなので使い方を確認してみました。
まず、Gemfileに次の処理を追加してbundle installを実行します。
gem 'simplecov', :require => false, :group => :test
テストはRspecで行うのですが、その場合は「spec/spec_helper」の最初の行に次の処理を追加します。
require 'simplecov' SimpleCov.start
これでテスト実行すると実行結果が表示されるところに、カバレッジが表示されるようになりました。
bundle exec rspec spec/
このとき、coverageディレクトリが自動で作成されます。index.htmlを表示してみるとカバレッジを確認できます。
各ファイルはリンクになっていて、クリックするとテスト結果の詳細を確認できます。
自動生成されるcoverageディレクトリですが、gitの管理対象には加えたくない場合があります。その場合は『.gitignore』に次の記載を追加することで管理対象外とできます。
coverage
simplecovの使い方はこんな感じでした。『gemに追加→spec_helpe編集→テスト実行→coverage/index.html確認』とこれだけの手順で導入できました。