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SFDC:商品オブジェクトに関する用語

商品オブジェクトに関する用語についてです。

商品、価格表、およびスケジュールの概要
https://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=products_def.htm&language=ja

商品

商品とは商談および見積の中で顧客に販売される個別のアイテムまたはサービスです。

商品を作成して、価格表で価格と関連付けることができます。各商品は、さまざまな価格表で、さまざまな価格に設定されている場合があります。

商談詳細ページの商品関連リストと見積詳細ページの見積品目関連リストには、レポートの商品が表示されます。[商品] 関連リストでは、商談または見積への価格表の関連付け、商品の追加や編集、商談のおよび商品スケジュールの設定や編集を行うことができます。

商品ファミリ項目

商品を分類するには、[商品ファミリ] 選択リストを使用します。たとえば、会社がハードウェアとソフトウェアの両方を販売している場合は、ハードウェアとソフトウェアという 2 つの商品ファミリを作成できます。

組織でカスタマイザブル売上予測を使用している場合、ユーザは、ハードウェアとソフトウェアそれぞれの売上目標を設定することができます。また、ユーザは、ソフトウェア商品を扱う商談とは別に、ハードウェア商品を扱う商談の売上予測を参照することもできます。

商品ファミリの使用を開始する手順は、次のとおりです。

  • 販売する商品について複数のカテゴリを含む [商品ファミリ] 選択リストをカスタマイズします。
  • 価格表に掲載されている各商品について、商品を編集し、適切な [商品ファミリ] 値を選択します。
  • 組織でカスタマイザブル売上予測を使用している場合は、ユーザの各商品ファミリに対して、異なる目標を設定できます。
  • 組織でカスタマイザブル売上予測を使用している場合は、ユーザが [売上予測] タブをクリックしたときに特定の売上予測ファミリ値をデフォルトで表示するように売上予測設定を変更することを検討してください。

価格表

価格表は、商品とその商品に関連付けられた価格のリストです。各商品とその価格は価格表エントリと呼ばれます。

Salesforce には、標準とカスタムの 2 種類の価格表があります。

  • 標準価格表は、すべての商品と商品に関連付けられたデフォルト価格または標準価格のマスタリストです。標準価格表には、カスタム価格表の有無に関わらず、すべての商品と標準価格がリストされます。
  • カスタム価格表は、商品とそのカスタム価格またはリスト価格のリストで、市場区分ごとに異なる価格を提案する場合に最適です。カスタム価格表には、割引されたリスト価格や、標準価格よりも高いリスト価格が含まれる場合があります。

たとえば、国内注文用の価格セットと国際注文用の価格セットを設定したいとします。商品とその標準価格は、自動的に標準価格表にリストされます。この場合、異なる市場に合わせて国際価格表と国内価格表 の 2 つのカスタム価格表を追加で作成できます。

価格表の種類

標準価格

商品と関連付けられるデフォルトの価格で、標準価格表に自動的に含まれます。

リスト価格

カスタム価格表の商品と関連付けられるカスタム価格です。たとえば、国内注文用の価格セットと国際注文用の価格セットを設定する必要があるとします。リスト価格は、標準価格を下回る場合もあれば上回る場合もあります。

販売価格

商談または見積に追加した商品に適用される価格です。販売価格は、リスト価格や標準価格の両方と異なる場合があります。たとえば、商談で特別割引を提供する必要がある場合などがこれに該当します。

スケジュール

スケジュールでは、商品の支払いおよび納入サイクルを決定します。商品の価格を設定したら、商談の各品目 (商談商品) のスケジュールに加えて、商品にデフォルトのスケジュールを設定できます。

デフォルトのスケジュールは、すべての顧客が同じ日程で商品の支払いを行う場合や、商品を定期的に納入する場合に適しています。ただし、大部分のユーザがスケジュールをカスタマイズする場合、デフォルトのスケジュールを作成する利点はありません。

システム管理者は組織で使用可能なスケジュールの種類を決定します。これらは数量スケジュール、収益スケジュール、またはその両方です。システム管理者は、個別の商品ごとに設定可能なスケジュールの種類も指定します。

数量スケジュール

顧客が一括で支払い、商品を段階的に受け取る場合 (月刊誌の年間購読など) に適しています。組織が決定した支払い日、納入日、またはその他の日付、またその単位数、分割数の概要を示します。

収益スケジュール

顧客が定期的に支払いを行い、商品を一度に受け取る場合 (一度に納入される分割払いのカスタム商品を販売する場合など) に適しています。支払い、収益の認識、またはその他の用途の日付、収益金額、分割数の概要を示します。

収益と数量

顧客が納入スケジュールに基づいて注文商品を受け取り、支払いスケジュールに基づいて商品の支払いを行う場合 (毎月支払いを行う月次商品サブスクリプションなど) に適しています。

商談品目に対する価格と数量の編集の制限

価格と単位の編集には「アプリケーションのカスタマイズ」の権限が必要です。

類似商談

類似商談機能では、現在参照している商談の属性に一致する成立した商談を検索して、その商談のレコードの [類似商談] 関連リストに見つかった商談を追加できます。この機能を有効化し、設定すると、現在取り組んでいる案件に役立つ可能性のある過去の商談の情報にユーザがすばやくアクセスできます。また、Salesforce が [類似商談] 関連リストに表示されている類似商談および商談レコード項目の特定に使用する検索条件を変更することもできます。

類似商談の有効化と設定
https://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=customize_oppsimilaropp.htm&language=ja

納入商品

会社が販売する品目が商品であるのに対し、納入商品とは、販売品のシリアル番号、購入日、その他の情報なども含め、顧客が購入した特定の商品を表します。組織における納入商品の使用方法によっては、顧客が所有する競合商品や自社商品のバージョンを表すこともあります。

納入商品は、顧客が持っている具体的な情報を保存する場合に使用します。ページレイアウトによっては、取引先、取引先責任者、および商品ページレイアウトに納入商品の関連リストを表示できます。

システム管理者によって設定された場合、顧客は購入した納入商品に応じてサポートの対象となる場合があります。

納入商品の概要
https://help.salesforce.com/apex/HTViewHelpDoc?id=assets_def.htm&language=ja