プロンプトビルダーで作れるセールスメールプロンプトテンプレートについてです。Einstein for Salesの機能の一つで、営業業務の効率化につながる仕組みを構築できます。
Einstein for Sales の有効化
この機能を利用するには Einstein for Salesを有効化する必要があります。

テストデータの作成
この2つのオブジェクトのデータを使います。
External Reservation

Guest Event

新規プロンプトテンプレートでセールスメールを作成
種別でセールメール、名前とAPI名と説明を入力します。

取得者は取引先責任者かリードです。活動でいうところの名前項目に当たります。どちらか片方のみ選択する必要があるようです。

関連オブジェクトは活動でいうところの関連先項目のような感じです。取引先やカスタムオブジェクトなどAIの条件で使用するオブジェクトを選択します。


プロンプトテキストの設定です。「LLM から必要とされる情報を説明する明確な手順を記述する」という作業になります。

プロンプトテキストの用意ができたら、プレビュー機能を使って動作チェックします。①のプロンプトテキストの情報を元に、②の解決済みプロンプトの情報が作成されてAIに指示を渡します。③が出力結果でセールスメールの件名と本文が生成されていることを確認できます。

セールスメールプロンプトテンプレートの使用
取引先責任者ページにアクセスします。活動のメール送信アクションを呼び出します。

操作しやすいように拡大します。Einsteinを使用してドラフトを作成ボタンをクリックします。

あらかじめ作成された手順を使用をクリックするとセールスメールプロンプトテンプレートが選択肢に表示されます。

このテンプレートはGuest Eventの情報を必要とする設定としているので、このときに対象データを選択できます。


これでセールスメールに自動生成された件名と本文が挿入されます。プロンプトビルダーのプレビュー機能でチェックした内容と同じ形で生成されていることを確認できます。一点注意外必要なのが値が空の項目です。今回はユーザーの電話番号が空値だったのですが、電話番号: [Provide:{電話}]という形で挿入されました。うっかりこのまま送信してしまうリスクがあるので、値が空になったりしないように考慮が必要そうです。

セールスメールプロンプトテンプレートのメリット
Trailheadに記載の以下の点がメリットとなります。
Einstein 生成 AI を使用すれば、有益なコンテンツをすばやく作成できるため、ユーザーがほかの仕事に集中できる時間が増えます。Einstein の対話的な性質を利用して、リアルタイムでコンテンツを生成したり、作成された後に微調整したりできます。
関連レコードをユーザーに手動選択させるという部分は実際の業務では難しそうなので、もう少し最適化が必要そうですが、今回の機能で、Salesforceのデータを元に営業メールのベースを作成することができました。