キャンペーンインフルエンスの有効化を試してみました。キャンペーンインフルエンスは1 つの商談に影響を及ぼす複数のキャンペーンに関する測定とレポート作成を行うことができる機能とのことです。
有効化すると再計算処理が実施されます。
ヘルプにも情報がありますが、キャンペーンインフルエンス 1.0 にのみ適用と要確認的な書き方がされていました。
キャンペーンインフルエンスの設定で用意されているのは「モデルの設定」と「自動関連付け設定」です。
モデルの設定
自動関連付け設定
モデルの設定で入力するのはこんな感じ。
モデルの用途は対象のレコード絞り込みをする感じっぽいです。
[レコードの設定] で、収益属性に関係なくキャンペーンインフルエンスレコードを作成するには、[すべてのレコード] を選択します。収益属性が 0% よりも上回っている場合にのみレコードを作成するには、[>0% 属性のレコード] を選択します。
モデルをロックとはキャンペーンインフルエンスの追加や編集をできなくするためのものみたいです。
ユーザがキャンペーンインフルエンスモデルのキャンペーンインフルエンスレコードを追加または編集できないようにするには、モデルをロックします。ロックされたモデルは、API 経由でのみアクセスできます。
キャンペーンインフルエンスの情報は商談詳細ページに追加できる関連リストから確認できますが、関連リストにアクセスするには権限セットの設定が必要になります。
権限セットでCRMユーザにキャンペーンインフルエンスの権限がついていました。
新規でつくる権限セットでも追加できます。
権限セット追加で確かにレイアウトに表示できるようになりました。
表示した関連リストから新規ボタンの利用ができなさそうでしたが、主キャンペーンの項目でキャンペーンレコードと紐つけたら自動で一件データが登録されました。取引先責任者との紐付けができなかったのですが、おそらくキャンペーンインフルエンスの自動割当設定で紐つけるのだと思います。
キャンペーンインフルエンスのデータはキャンペーン詳細ページでは「影響を受ける商談」関連リストで確認できるようです。
キャンペーンインフルエンスの有効化と確認が必要な設定メニューはこんな感じでした。商談とキャンペーンの自動紐付けは分析に役立ちそうなので、キャンペーンをつかったマーケティング施策を行う場合はこの機能の使い方をチェックするのが良さそうです。