プロファイルのオブジェクト権限設定時に「すべて変更」権限をあたえるとユーザはシステム管理者と同じようにすべてのレコードに対して更新を行えるようになります。
このとき承認プロセスの申請者としての権限も与えられ自由に申請を行えるようになります。
例えば次のように商談オブジェクトの「すべて変更」権限をユーザに与えます。
そのユーザで自分以外が所有者の商談レコードにアクセスします。
商談には所有者のみが申請可能な承認プロセスが設定されています。
通常、所有者以外は権限がないため申請を実行できませんが、「すべて変更」権限が与えられていると自由に申請を行うことが可能になります。
ちなみに「すべて表示」権限だけの場合は承認申請は実行できません。