レポート&ダッシュボードを参照時にアクセス権エラーが発生した場合のチェックポイントについてです。
フォルダのアクセス権をチェック
フォルダを参照できるユーザに含まれていない場合、フォルダ内のレポート&ダッシュボードを参照することができません。この権現がないとフォルダ自体も参照できないので、まずはフォルダが参照できるか確認をするのが良いと思います。
システム管理者権限をチェック
公開フォルダの作成やレポートのスケジュールなどが実行できない場合に確認します。
- レポートのスケジュール
- カスタムレポートタイプの管理
- 公開レポートの管理
- ダッシュボードの管理
- 動的ダッシュボードの管理
一般ユーザ権限をチェック
レポートビルダーやレポートが実行できない場合に確認します。
- レポートのエクスポート
- レポートの作成とカスタマイズ
- レポートビルダー
- レポート実行
- ドラッグアンドドロップ ダッシュボードビルダー
- 私のチームのダッシュボードの参照
オブジェクトの参照権限をチェック
レポートで参照するオブジェクトの参照権限が設定されているか確認します。
項目レベルセキュリティが設定されていない可能性もあります。
ダッシュボードの実行者のライセンスをチェック
ダッシュボードは同じライセンスを持つユーザが実行したもののみ参照できます。
Salseforceライセンスのユーザ(システム管理者など)が実行したダッシュボードはForce.comライセンスのユーザが参照することはできません。
レポートタイプのリリース状況をチェック
カスタムレポートタイプを使用したレポートの場合、レポートタイプのリリース状況が開発中になっているとシステム管理者ユーザ以外の通常ユーザはそのレポートを参照できません。
レポートタイプのリリース状況は結構設定で見逃す箇所ではないかなと思います。