Summer'18の新機能、Lightning レポートビルダーを試してみました。試してみたというか休日明けにログインしたら自動で切り替わっていました。今回Sandboxで事前チェックしてなかったのでちょっとドッキリ。
レポートタブのページを見ると新規ボタンと新規(Salesforce Classic)に分かれています。Salesforce Classicの方を選ぶと従来のモードで作成を行えます。
※編集も同様でした。
レポートタイプを選ぶところから"Lightning"になってます。
従来の画面と違いが大きすぎて「あ...」となったのですがよく見るとそれほど複雑ではありませんでした。
まず画面右側検索条件のところがタブメニューになっています。クリックすると今までどおりに条件指定が可能です。
適用をクリックしないと反映されないので注意してください。
アウトラインのメニューでは表示項目の順番を変更したり、✗アイコンで非表示にしたりといった操作ができます。従来のようにドラッグ&ドロップで除外する手間がなくなりすごく使いやすくなりました。
グループを追加でサマリレポートのグルーピング設定を行うことができます。
小計や総計の表示/非表示、並び替えの変更も今までどおりに行えます。
グルーピングは3項目まで可能でした。
列をグルーピングの設定を行うと今までのマトリックスレポートの形式で作成できます。この場合、行のグルーピングは最大2つまでとなります。
ひとつすごい機能がありました。行と列をスワップする機能です。
これをつかうとX軸とY軸の項目をそのまま入れ替えることができます。
ClassicからLightningに切り替える際に、レポートグラフのX軸に表示するグラフは列で指定した項目である必要があったため、レポートを作り変えたことがあったのですが、そういった作業がこの機能で効率よく行えるようになっています。
レポートに項目を追加するのは画面の一番左側に隠れているメニューから行います。
絞り込み機能もかなり使いやすいです。
グラフの設定も簡単に行えます。
パケット項目や集計項目の作成はこちらから行うことができます。
こちらに関しては使い方がだいぶ違う気がするので慣れるしか無いかなと思いました。
フルエディタに切り替えのボタンをクリックすると大きな画面で設定できます。
ということでかなり使い勝手がよくなっています。
個人的に嬉しい機能としてはビューの画面で列幅を変更できるようになりました。これでレポート名が長くなったりした場合でも問題なくなりました。
移動の機能でレポートフォルダを変更できるようにもなっています。
Summer18でGAリリースとなりましたがベータ版のときと比べて非常に使いやすくなっていました。