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SFDC:ダッシュボードと表形式レポート

レポートの情報を元にグラフを表示できるダッシュボードですが、基本的にサマリやマトリックス形式でグルーピングしたレポートをグラフ化して使用します。


ですがグルーピング機能の無い表形式のレポートもグラフ化が可能となっています。例えばテーブル形式で上位10件のレコードを表示するといった使い方ができます。

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ダッシュボードの設定で、表形式のレポートをデータソースに指定すると次のエラーになると思います。このエラーは2つの設定を行うことで解決します。
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1つは行制限の設定です。
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これで表示対象のレコードを特定の項目で絞込を行います。
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行制限を行うと「ダッシュボードの設定」ボタンが利用できるようになります。
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ここでラベル部分と値部分として使用する項目を指定します。
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行制限とダッシュボードの設定の2つの設定を行うと、グルーピング機能の無い表形式のレポートもダッシュボードのデータソースとして利用できるようになります。


テーブル形式グラフだけでなく、棒グラフやドーナツグラフなどでも利用できます。
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表形式レポートをダッシュボードで利用したい場合は、この手順で設定できます。