Salesforceには選択リスト型の項目の値を一括置換する機能があります。この置換機能をつかったレコード更新でApexトリガが実行されるか確認してみました。
こんな感じでトリガが実行されたら強制的にエラーになるようにして検証します。
標準の編集画面できちんとエラーになることを確認します。
Otherの値をWebに置換します。
処理完了まで少し時間がかかります。
進捗状況はすべてのバックグラウンドジョブで確認できます。
また、完了時にメールでも確認できます。
標準項目だからだと思うのですが、取引先責任者のリードソースを置換したとき、『取引先』『商談』『リード』のリードソース項目にも反映されます。
取引先責任者
取引先
検証結果
置換完了通知がきた後、対象のレコードを確認すると無事に置換がおこなれていました。また最終更新日も置換されたタイミングで更新されていました。
Apexトリガが実行されたときに強制的にエラーとなるようにしていたので、選択リストの一括置換実行ではApexトリガは実行されていないことを確認できました。
追記
上記では標準オブジェクトの項目で検証していたので、カスタムオブジェクトのカスタム項目でも試してみました。こちらも問題なく実行できたので標準/カスタムに関わらず選択リストの一括置換ではApexトリガは実行されないということで間違いないと思います。