VisualforceページやApexクラスなどはForce.com IDEを使ってSandbox環境から本番環境へデプロイすることができますが、ページレイアウトも同様にデプロイすることができます。ただし、ページやクラスと違いデプロイ可能な条件があります。
通常ページレイアウトをデプロイしようとすると次のようにエラーが発生します。
Metadataの情報を取得
取得時のエラーメッセージ
このとき無理やり進めるとpackage.xmlでは次のようになっています。
レイアウト名が文字化けしてしまっているため、デプロイすることができません。
ちなみに次のように正しい名称に書き換えてもエラーが発生してしまいます。
この現象はレイアウト名に日本語が使用されていることが原因で発生します。なので、ページレイアウト名を英語で指定するとMetadataの情報を取得することができます。
AccountTestを取得
正常に取得できています。
文字化けはありません。
デプロイ対象にも選択できます。
デプロイが正常に実行されました。
デプロイ先の環境にレイアウトが追加されています。
レイアウト情報も正しく登録されていました。
という感じでレイアウト名を英語表記にすることでForce.com IDEからもページレイアウトのデプロイが可能になります。
おまけ
Force.com IDEからページレイアウトのデプロイができることは上記の手順で確認することができました。
では Force.com IDE からのページレイアウト削除はどうでしょうか。
Apexクラスと同様の手順で削除を実行
サーバからの削除も許可
・・・結果は正常に削除が実行できました。
ということでApexクラスなどと同じようにページレイアウトもForce.com IDEからデプロイや削除の実行が可能です。