Force.com CLIの使い方、Export機能を使ったメタデータ情報の取得についてです。あまり情報の多くないForce.com CLIですが海外の人の書いたブログが公開されています。・・ということでこのブログで紹介されていた便利機能を試してみました。
Force.com CLIを使うには最初にログインします。
$ force login
Exportするには次のコマンドです。
$ force export
実行すると次のエラーが発生するかもしれません。metadataディレクトリが存在しないため発生するエラーです。
Not done yet: Queued Will check again in five seconds.
Not done yet: InProgress Will check again in five seconds.
Not done yet: InProgress Will check again in five seconds.
Not done yet: InProgress Will check again in five seconds.
Not done yet: InProgress Will check again in five seconds.
Not done yet: InProgress Will check again in five seconds.
Error obtaining root directory
ERROR: stat /Users/tyoshikawa1106/desktop/work/metadata: no such file or directory
実行前にmetadataディレクトリを用意しておきましょう。
正しく実行されると『Exported to metadata』と表示されます。
metadataフォルダの中を確認すると全メタデータを取得できています。
アプリケーションやカスタム表示ラベル、ページレイアウトからオブジェクト情報、その他諸々のメタデータを取得できています。
zipコマンドを使えばExport後のmetadataフォルダをzip変換することもできるみたいです。
$ zip -r metadata > backup.zip
特定のメタデータのみExportすることも可能です。
$ force fetch -t <target>
使用例です。
$ force fetch -t Aura $ force fetch -t Layout
Force.com IDEやMaventsMateの機能でExportするよりも短時間で実行できます。これでエクスポートした後、Gitでバージョン管理というような使い方をしたりできると思います。