TrailheadでWinter'26の認定資格モジュールが追加されていました。

Apex のヒープ制限に達することなく大規模な外部サービスコールアウトおよびペイロードを処理する
これまで外部システムとの間でファイル連携をするとヒープサイズ制限に達してしまう課題がありました。外部サービスを介する大規模なコールアウトを管理するための効率的なプロセスが導入され、外部サービスでは、バイナリデータを Apex ヒープに直接読み込むのではなく、ContentDocument オブジェクト ID へのポインターを使用するようになったそうです。これにより、ヒープ制限に達することなく最大 16 MB のバイナリファイルをアップロードまたはダウンロードが可能になるとのことです。

抽象メソッドと上書きメソッドでアクセス修飾子を使用する
API バージョン 65.0 以降、Salesforce では抽象メソッドと上書きメソッドでの明示的なアクセス修飾子の使用が適用されます。 protected、public、または global として宣言する必要があるそうです。開発者が誤ってサブクラスによって実装できないメソッドを記述することを防止するための調整とのこと。

LWS 信頼済みモードを使用してサードパーティスクリプトを昇格させる
LWS 信頼済みモードを使用することで信頼するコードに対して制限を緩和することができるようです。

ヘルプサイトがありましたが、設定手順やコードの書き方は乗っていませんでした。ほんとに必要になったときには情報見つかるようになっていると思います。これでjQueryなどがLWCで利用できるようになるそうです。

重要:信頼モードを有効にすると、サードパーティのスクリプト(それぞれ「非SFDCアプリケーション」)が、LWSおよびLockerで通常必要とされるセキュリティ制限なしで実行できるようになります。サードパーティのスクリプトがセキュリティ要件を満たしていることを保証するのは、お客様の単独の責任です。お客様、ISV、またはその他の関係者がスクリプトを信頼モードに設定することでお客様のソリューションに損害が発生した場合、Salesforceは責任を負わず、また、その回復を支援する義務も負いません。
信頼モードは、アプリケーションと統合にいくつかの重要な利点をもたらします。
・無制限のAPIアクセス:LWCコードから、ブラウザが提供するあらゆるAPI(LWSでブロックされるAPIやLockerでラップされるAPIも含む)を直接呼び出すことができるようになりました。このアクセスにより、コードはネイティブAPIに無制限にアクセスでき、名前空間の分離が実質的に解消されます。
・完全な DOM 操作: スクリプトでは、通常の制限なしに、Salesforce 管理の要素や Shadow DOM を含むドキュメント オブジェクト モデル (DOM) の任意の部分を操作できるようになります。
パフォーマンスの向上: パフォーマンスが重要なアプリケーションは、LWS レイヤーなしでより高速に実行できます。・グローバル ライブラリの互換性の強化: jQuery や D3 などのグローバル状態に依存するサードパーティの JavaScript ライブラリが意図したとおりに動作するようになり、Salesforce ソリューション内での互換性が向上します。
新規追加および変更された LWC モジュールについて学ぶ
・「lightning/graphql」GraphQL API を使用して UI API が有効なオブジェクトのデータを取得できるようになったそうです。
・lightning/omnistudioPubsub – カスタムコンポーネントが公開/登録メカニズムを使用して FlexCard や Omniscript と通信できるように。

画面フローで LWC コンポーネントを使用してローカルアクションを実現する
「画面フローはユーザーにビジネスプロセスをガイドする強力なツールですが、従来はブラウザーとのやり取りが制限されていました。このリリースでは、画面フローで Lightning Web コンポーネント (LWC) ローカルアクションを使用してクライアント側の操作を実行できるようになりました。」

テストの統合 (Apex テストとフローテストを一緒に実行)
自動化アプリケーションにアクセス。

フロータブを開く。

新規自動化でレコードトリガーフローを選択。

取引先オブジェクトを対象にフローを作成。

レコードを更新の設定。


取引先説明項目に固定文言を設定する簡易は更新フローの用意ができました。これで保存、有効化を行います。


フローのテスト
まずはフロー側のテストです。画面右上のテストを表示ボタンをクリックします。


テストの詳細、トリガー、パスを設定の部分はこのような形。

最初のトリガーレコードを設定はこのような形。必須の取引先名に値を設定します。


アサーションを設定は次のようになります。

これで保存。準備ができたらテストを実行します。

テストの実行完了という感じの緑メッセージが表示さrます。そのあと「最終実行日時」「結果」の欄が更新されます。

開発者コンソールからテスト
歯車メニューでアクセス。MacでChromeの場合でCmd+クリックで別タブで開けます。(Windowsも別タブで開くショートカットキーで同じことができます。)

以下のコードを実行します。
RunTestsUsingToolingAPI.runAsynchronousTestsWithToolingAPI(); //この呼び出しは、Apex テストを Tooling API を使って非同期実行する処理を開始します。 //主に CI/CD・自動化・大量テスト実行の文脈で使われます。


設定メニューにアクセスしてアプリケーションテスト実行を選択します。これでフローとApexテストがそれぞれ成功したログをチェックすることができました。


























































































































































