Summer'15の追加機能としてコードカバー率計算が少し変更されるという内容があります。この内容についてどのような影響があるのか確認してみました。
Spring'15のときはコードカバーしていても複数行の処理で色のつかない箇所がありました。
Summer'15の場合は複数行の処理に分かれていても色がつくようになります。
実際にSpring'15とSummer'15でカバー率が変わっているか同じコードを使って確認してみました。
Spring'15
Summer'15
Spring'15で「87%」だったカバー率がSummer'15では「88%」と少し上がっていました。
計算方法の変更によってカバー率が下がるケースもあります。次のようなIF判定のケースです。
Spring'15
Summer'15
このように「44%」から「36%」まで下がったことが確認できます。
今回のケースはIF文判定処理内でANDをつかった判定処理を行っていますが、一つ目の判定処理で対象外となるようにしています。残り2つの実行されない判定処理部分が計算に含まれるかが変更されたみたいです。
上記のIF文の部分は改行していますが、改行せずに1行にまとめても同様の結果となりました。改行の有無は関係ないみたいです。