テリトリー管理について確認してみました。
テリトリーの有効化
- テリトリー管理を利用する場合は、SFDCのサポートに連絡して有効化してもらう必要があります。
- テリトリー管理はカスタマイザブル売上予測でのみ使用可能で、Winter '12 リリースの売上予測ではサポートされていません。
- テリトリー管理が有効になっている場合、Winter '12 リリースの売上予測は使用できません。
テリトリー管理の概要
テリトリー管理とは、取引先の特性に基づいて取引先にアクセスを許可する取引先共有システムです。
テリトリー管理の大きな利点は次のとおりです。
- 非公開の共有モデルを拡張する取引先条件の使用許可。
- 複雑で頻繁に変更される販売組織構造のサポート。
- 商談を保持するオプションによるテリトリー間でのユーザの移行。
- テリトリーのメンバーシップに基づいたユーザごとの複数の売上予測。
- テリトリーベースの売上レポート
メモ
テリトリー管理は、取引先、および取引先と主従関係を持つ標準オブジェクトにのみ作用します。たとえば、商談はテリトリー管理に含まれますが、リードは含まれません。
テリトリーとは?
- テリトリーとは、取引先とユーザの集合です。
- テリトリー内のユーザは、少なくとも取引先を参照することができます。
- 取引先の所有者が誰でも関係ありません。
- 取引先とユーザは、複数のテリトリーにまたがって存在できます。
- テリトリーには手動で取引先を追加できます。
- テリトリーに取引先を割り当てる、取引先割り当てルールを定義できます。
テリトリー階層とは?
- テリトリーはロールのように階層化することが可能です。
- この階層は、必要なだけ設定できます。
- 上位テリトリーの下に下位テリトリーを作成という感じになります。
テリトリーが売上予測に及ぼす影響とは?
- 組織でテリトリー管理を有効にすると、テリトリー内の取引先に関連付けられた商談から、売上予測データが抽出されます。
- 割り当てられた各テリトリーに応じて、ユーザの売上予測は異なります。
- ユーザが「カリフォルニア」と「アリゾナ」の両方に割り当てられている場合、ユーザは「カリフォルニア」の商談に対する売上予測を所有しながら、「アリゾナ」の商談について別の売上予測を所有することになります。