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SFDC:Slackのメール取り込みについて調べてみました

Slackのメール取り込みについての話です。


チャンネルでの生産的な作業 単元 | Salesforce Trailhead


Trailheadの最後のチャレンジテストの選択肢を見たときに、選択肢として表示されると明らかに間違いとわかるのですが、実際にこの場面に遭遇したときは、この選択肢が正しい(..というよりできないので諦めるしかない) 的な考え方してたかもと思いました。


ということでシステム開発などのプロジェクトでメールでのやり取りが必要となった場面で使えるSlackのメール取り込み機能について調べてみました。

準備

まずは検証用にチャンネル作成からチャンネル名のベストプラクティスもTrailheadで紹介されていました。
#proj-プロジェクト名-プロジェクトキーワード』という感じにすると管理しやすいとのことです。


たぶんこんな感じ。(publicやprrivateは末尾に付けるものではないかもと思いますけど今回はこれで)


作成者は自動でチャンネルに追加されるのでメンバー追加はスキップで大丈夫。


こんな感じで検証用チャンネルを作成しました。

本題

ここから本題でメール取り込みを開始するときの手順の話です。複雑な設定は特に必要ありませんでした。

1. チャンネル名をクリックします。

チャンネルページ内で一番上にあるチャンネル名をクリックします。


設定用のポップアップが表示されます。

2. [インテグレーション] タブをクリックします。

このインテグレーションタブをクリックすると今回の設定にたどり着きます。


・・・で、ここまで進めて気づいたのですが、メール取り込みの無料版では利用できない機能でした。


ただし、残りの手順としては次の2つだけのようです。

  • 3. [このチャンネルにメールを送信する] をクリックします。
  • 4. [メールアドレスを取得する] をクリックします。


上記の4つの手順でSlackチャンネルのメールアドレスを取得し、アドレスがわかればあとはメールやりとりの際にCCに入れるだけみたいでした。(BCCでも行けるのかな)


Slackチャンネルへのメール取り込みについてはこんな感じで簡単に開始できそうでした。プライベートチャンネルでも使えるのかとかメール返信のやりとりがチャンネル内でどういう感じで投稿されるかまで確認できれば良かったのですが、ここから先は業務でSlackを利用している場合に、社内相談してメール取り込みの検討を始めたら動作チェックすればいいかと思います。


メールでのやりとりは担当者以外のプロジェクトメンバーがやりとりの内容について確認したりできなくなってしまったり、過去の経緯をログとして残しづらくなってしまうため、プロジェクトに関するやりとりでメールが必要になる場合は、Slackのメール取り込み機能の利用について検討してみると良さそうです。(メール取り込みのようにシステム投稿系のものはチャンネルを分けておくと管理しやすいかなと思います。)

おまけ - SlackチャンネルIDについて

チャンネルIDというものがあることを意識したことがなかったのですが、SlackのAPI連携をするときにはチャンネルIDをつかって行うみたいです。チャンネル設定ポップアップの「チャンネル情報」タブを選択したときに一番下に表示されていました。もしIDについて問い合わせがあったらここで確認できるみたいです。