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SFDC:GitHubをつかったApexコードの管理について - Part 2

GitHubをつかったApexコードの管理について - Part 2です。前回はGitとGitHubの環境構築の話でした。

今回はGitHubでのリポジトリ作成を試してみます。

リポジトリの作成

GitHubにログインしてNew Repositoryをクリックすると作成ページが表示されます。
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あとはだいたいこんな感じで入力して最後にCreateボタンをクリックします。
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これでリポジトリの作成が完了です。
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詳細はこちら。

リポジトリを作成する - GitHub Docs

ファイルの編集とコミット

あまりGitHubページ内でファイルの編集は行わないと思いますが、ドキュメントサイトに記載があったので動かしてみます。
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※「:coffee」と記載してしまったけど、正しくは「:coffee:」でした。


編集後には下記の欄にコミットのタイトルと説明を入力できます。
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また、「Create a new branch for this commit and start a pull request. Learn more about pull requests.」を選択するとコミット時にブランチを作成できるみたいです。

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Propose file changeボタンをクリックすると保存されます。ここまでの詳細はこちら。

リポジトリを作成する - GitHub Docs

プルリクエストの作成とマージ

チーム開発の場合はプルリクエスト機能をつかって編集箇所のレビューを受けたあとに本番コードにマージする流れとなります。さきほど、コミット時にCreate a new branchを選択したので下記の画面が表示されました。

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Create Pull Requestボタンをクリックするとプルリクエストが作成されます。

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レビューの準備ができていればCreate Pull Requestで、まだ作業途中の場合はCreate draft Pull Requestを選択する感じでした。
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プルリクエストが作成されたらレビュー者はcommitsタブからどのような変更が行われたかのチェックを行えます。
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内容に問題がなければ「Merge pull request」ボタンで本番コードにマージします。
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マージが完了すると次のメッセージが表示されます。この際に作業用に作成したブランチは削除できました。
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これでコミット履歴とマージした人のログを残すことができました。
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ここまでの詳細はこちらです。

プルリクエストの作成方法 - GitHub Docs

補足

対応中のプルリクエストについてはPull requestsタブでチェックできます。
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Assignのところで、レビュー者を指定することもできるようです。
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作成したブランチについても次のようにチェックできました。
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リポジトリのクローン

リポジトリのクローン機能をつかえばローカル環境にリポジトリをコピーできます。まずはGitHubのページでCodeボタンからクローン用のURLを取得します。

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ターミナルを開いて作業用のディレクトリに移動します。
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あとはGit Cloneコマンドを実行すればローカル環境にリポジトリが作成されます。

$ git clone https://github.com/YOUR-USERNAME/YOUR-REPOSITORY

https://github.com/YOUR-USERNAME/YOUR-REPOSITORYの部分がGitHubページでコピーした値

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この場合、「cd hello-world」でディレクトをしたあとに「git log」コマンドを実行するとGitHubページと同じコミットログが表示されることを確認できます。


以上がリポジトリクローンの流れです。この手順の詳細はこちら。

[https://docs.github.com/ja/free-pro-team@latest/github/creating-cloning-and-archiving-repositories/cloning-a-repository:title]

リポジトリのアーカイブと削除

アーカイブもしくは削除をしたい場合はGitHubのSettingsのページで行えます。

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アーカイブするとこんな感じになりました。
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リポジトリのフォーク

クローンに似ている機能でリポジトリのフォーク機能があります。こちらは他のユーザのリポジトリをコピーしたいときに利用すれば良いようです。
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リポジトリをフォークする - GitHub Docs


今回は不要そうなのでスキップ。


以上がGitHubをつかったリポジトリの作成やクローンなどの操作方法についてです。クローンしたあとのコードの変更などについては次回以降で試してみます。

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