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SFDC:Salesforce World Tour Tokyo 2018に参加しました

2018年12月05日(水)に開催されたSalesforce World Tour Tokyo 2018に参加しました。場所は東京ビッグサイトです。


会場に入ると受付前にセキュリティチェックのゲートがありました。早めの時間に行ったためかスムーズに通ることができました。


セキュリティチェックを済ませたあとは受付に行って受講票を見せてパスケースを受け取ります。そのときにパンフレットなども頂きました。


会場内はこんな感じでした。モーニングセッションで早めに来たので空いている時間帯です。


最初に聴きに行ったセッションはこちらです。

第4次産業革命におけるシステム管理者の重要性と管理者向け最新機能


管理者向けのセッションです。アストロくんやクラウディ北川さんのパフォーマンスも見ることができました。


内容的にはこんな感じ。

  • 第四次産業革命の話。企業は顧客と繋がることを求められてる。
  • ゲストでHEAVEN Japanの方登壇
  • Lightning の使い方の話。ログイン後に予定を確認するホーム画面の使い方。ユーティリティバーの活用例としていつでもメモできる。
  • リストビューの検索機能の話
  • 活動の記録とクイックテキスト
  • Lightning フロービルダーとか新機能の話
  • EXCELからカスタムオブジェクトを作成できる→API名は動的にセットされる
  • Einstein予測ビルダーの話。→経験や勘に頼るしかなかった情報をAIが用意できる。


新機能はパイロット版や今後提供予定のものが含まれていました。


モーニングセッションはこんな感じ。海外のSalesforce社の人も日本のイベントを見に来ていていました。


次に予定していた基調講演まで少し時間に余裕があったのでちらっと会場を歩いてみました。ドリンクが提供されていたりもしました。飲み物を特に用意していなかったので会場で貰えて助かりました。

基調講演:A Celebration of Trailblazers

基調講演の会場はこんな感じ。


Salesforceのマスコットと記念撮影をしてもらうこともできました。


基調講演の開始はドラムパフォーマンス 鼓和-core-さんのパフォーマンスから始まりました。光と音のパフォーマンスがすごかったです。

ドラムパフォーマンス「鼓和-CORE-」Official Site


パフォーマンスのあとはセールスフォースジャパンの小出CEOが登壇されました。

  • 第四次産業革命の話
  • セブンアンドアイホールディングによる活用の話と企業と顧客の繋がりの変化について
    • これからは顧客ひとりひとりにパーソナライズされたサービス提供の時代になる..的な話
  • ベンチャーキャピタル Trailblazer Fundの話


スペシャルゲストでネオスの方が登壇されました。


セールスフォース創業者の一人でCTOのパーカーハリスも来日して登壇されていました。

  • Customer360の話
  • MuleSoft の話
  • Einstein Voiceの話


EinsteinVoiceはSalesforce を音声で操作できる製品です。開発チームの方も来日されてHey SiriからSalesforceアプリにアクセスするデモを見せてくれました。音声がスムーズに認識されて操作されるのはすごかったです。(まだ英語のみの対応の可能性もありますが..)


その後はセールスフォースジャパンの秋津さんからWILLERの事例の話とMuleSoftをつかったシステム連携とコンタクトセンター向けに構築したServiceCloudのコンソールアプリのデモがありました。


MuleSoftによりSalesforceと外部の予約システムを連携して問い合わせ対応できる仕組みを構築した流れはすごかったです。


事例の話をしてくれたWILLERさんは高速バスなどのサービスを提供している企業です。

高速バス・夜行バスを簡単に予約|WILLER TRAVEL【公式】


最後にセールスフォースジャパンの田崎さんがDreamforceでも話のあったユニリーバの活用事例を紹介してくれました。


基調講演のあとはいろんなブースが出ている部屋へ。


お昼はサンドイッチが用意されていました。


ランチを済ませたあとは、スタンプラリーでいろんなブースを回ってみました。最初に行ったのはこちら。


アドエビスはWEBサイトのCV率を確認するマーケティング用の製品なのですが、Salesforceと連携できるんだと気になったので行ってみました。月額3万円で利用できるAppExchangeが用意されているみたいです。話を聞いたところWeb-to-リードのフォームを前提としていましたが、おそらく自作のWebフォームにも適用できるんじゃないかなと思います。(そうじゃないとだいぶ用途が狭まるので..)


次はSales Cloudのブースです。行ったタイミングがちょっとだけ悪かったみたいで詳しい人が離れてますとのことでしたが、ちょっとお話聞かせてもらうことができました。


その次はアクセンチュアさんのブースに行きました。SWTT2018で唯一のDiamondスポンサー。大きなブースでいくつかの種類の話を聞けるようになっていました。AIとサーベイの話を聞かせてもらいましたが、AIで顧客の回答を分析してどのような感情を持っているかを判断できるアプリのデモを見せてもらいました。


ブースには書籍も。


その次はGrapeCityのブース。こちらもスポンサーブース。


EXCEL形式で入力できるアプリのデモを見せてもらいました。



ここでService Cloud Keynoteの時間が来たので別の部屋へ移動。少し遅れてしまったのですが、運良くまだ前の席が空いていました。

Service Cloud Product Keynote

  • Service Cloud コンソールの話
  • AOKIホールディングスの方の事例話
  • 顧客対応のルーティンワークを自動化の話
  • AIチャットのデモ
  • コンソールからチャット対応
  • Apple business chatもサポートする話
  • Field Service Cloudの話


Service Cloud Keynoteのセッションはこんな感じでした。


当初の予定ではこの次はSales Cloud Keynoteのセッション予定だったのですが、TwitterでHerokuのセッションが始まる情報を見つけ、そちらを聴きに行ってみました。

Herokuセッション


今までHerokuアプリはインターネットに接続して利用する前提でしたがイントラネットなどのクローズドな環境でも動かせるようになった話を聞きました。


Herokuのプラットフォームでアドオンサービスとして提供されているKafkaが、SalesforceのPlatform Event側の仕組みでも利用されるようになるそうです。リアルタイムでの通知とかで使えるとのことでAPI覚える必要がなくなる的な話がありました。


あとはDockerのお話。


ここまでのまとめ。


最後にHerokuの活用事例ということでリーフラス株式会社の方が登壇されました。

リーフラス株式会社


Herokuのセッションのあとはスタンプラリー完成のため会場まわりに時間を使うことにしました。


時間はかかりましたが無事にコンプリートしました。教えてもらって気づいたのですがSalesforceという文字が出来上がる予定だったみたいです。(おみくじにいくのが遅かったためシールがなくなってしまったみたいです...)


全部集めて2回分引けたので何か当たるかなと抽選クジ引いてきたのですが二回ともハズレ...ブース周りは楽しめたので良かったです。


残りの時間も会場ぶらぶらして過ごしました。


Salesforce World Tour Tokyo 2018はこんな感じでした。今年も参加できて良かったです。