tyoshikawa1106のブログ

- Force.com Developer Blog -

SFDC:Spring'23の活動表示新バージョンの切り替えを試してみました

Salesforceの新バージョン、Spring'23のリリースが近づいてきたので、PreRelease環境の公開や、Sandbox組織への一足早い適用が開始されました。開発業務でつかっているSandbox組織にも無事適用されていましたが、取引先ページでテストデータをつくったりなどの作業をしていると、なんかいつもと違う感じが。


活動の表示が・・。

※今回の検証と画像取得はPreRelease環境を作成してそこでやってます。


基本Salesforceの新機能はどんどん適用したいと思っていますが、ちょっとこれは直感的では無い気がします。(できることが増えたりしているのかな。)

■メールコンポーネントのアクション

■活動の記録コンポーネントのアクション

■各アイコンクリック時はアクションポップアップが表示される


将来的にどうするかは今後の新機能や、その他の状況的にで考えるかもしれませんが、一旦元に戻す方法を調べました。(といってもこの辺の設定かなとチェックしたらすぐに見つかりました。SFのカスタマイズはけっこう直感的に操作できる気がします)


活動表示をアイコン形式にするか、従来のタブ表示にするかはLightningページの設定で切り替えができます。


活動コンポーネントをクリックすると表示される設定パネルで、「タブ付き活動ビューを使用」にチェックを付けると元の活動の表示に戻りました。


個人的にはタブ形式の方がここで操作するって感じになる気がします。ブログ書いててふと気づいた点として、タブ形式の場合、だいたい4コンポーネントが表示上限です。確かそれ以上の追加もできますが、ラベルが最後まで表示されなくて見栄えが悪くなったので避けてます。アイコン形式だとそれ以上の表示があっても見栄えが悪くないという利点があるのかもと思いました。(試してはいないので実際どうなるかは未確認です。)

Spring'23切り替え時の注意点

本番へのアップグレードでどういう挙動になるかはわかりませんが、少なくてもSandbox組織ではアイコン形式に自動で切り替わるようになっていました。元のタブ形式を引き続き利用する場合は、アップグレードの日にすぐにLightningページのカスタマイズを行って元の形式を維持するようにするといった操作が必要になるかもしれません。(一応切り替わっても業務止まるレベルの変更では無いと思います。そうする場合は事前通知しておくのが良さそうではあります。)