Trailheadの重複管理をやってみました。
trailhead.salesforce.com
重複管理は下記オブジェクトをサポート
- 法人取引先
- 取引先責任者
- リード
- 個人取引先
- カスタムオブジェクトから作成されたレコード
※標準オブジェクトは一部のみ
重複管理機能のキーワード
一致ルール
重複レコードを識別するための一致条件。
Salesforce には、法人取引先用、取引先責任者およびリード用、個人取引先用の 3 つの標準一致ルールが付属しています。他の一致ルールも簡単に作成できます。
重複ルール
Salesforce が一致ルールを使用する時期、および重複が発生したときにとるアクションを決定します。
重複管理を設定する方法によっては、重複を作成しそうになると営業担当にアラートが表示されます。または、営業担当は重複の作成をブロックされます。
会社が Spring ’15 以降に Salesforce の使用を開始した場合、法人取引先、取引先責任者、リード、個人取引先用の標準重複ルールが提供されています。
取引先責任者のメールアドレスチェックを試してみる
設定→一致ルール
オブジェクトで取引先責任者を選択
名前と条件を指定
作成されたタイミングは無効の状態です。
条件に問題が無いことを確認してから有効化します。
一致ルールが作成されると重複チェックの条件指定が行われました。続いて重複発生時の対応を指定します。設定→重複ルールを選択します。
設定画面はこんな感じです。
一致ルールは細かく設定できます。
取引先責任者の比較対象
比較対象をリードに変更したりできます。
一致ルール
先程作成した一致ルールを選択します。
最後に有効化して完了です。
これで取引先責任者を登録時に既に存在しているメールアドレスを入力しているとアラートが表示されます。
アラート内のリンクをクリックすると対象の既存レコードを確認することができます。
この取引先責任者を開くのリンクをクリックするとその場で既存レコードページに移動できます。(登録しようとしていたデータはクリアされます)
アラート表示を確認後に再度保存ボタンをクリックすると保存処理を実行できます。
設定時の注意
一致ルールですが有効化中は編集することができません。内容を変更したい場合は一度無効化する必要があります。一番左側に表示されているのは削除なので誤って削除しないように気をつける必要があります。
また、重複ルールも無効にしておく必要があります。
一致ルールですが、ANDやOR条件で複雑な条件にも対応できます。