tyoshikawa1106のブログ

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SFDC:Community CloudとFiles Connect

Files ConnectはSalesforceとGoogle ドライブやSharePoint、OneDriveなど連携できる機能です。


社内ユーザ向けの機能だと思っていましたがCommunity Cloudでも利用できるみたいです。
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Community Cloud: よくある質問(FAQ) - セールスフォース・ドットコム


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顧客とのコラボレーションを促進:安全で信頼性と拡張性に優れたプラットフォーム上にコミュニティを構築 - Community Cloud - セールスフォース・ドットコム


あまりコミュニティユーザとGoogleドライブなどによるファイル共有をする場面はイメージできないのですが、Partner Community構築の際に活用できるかもしれません。

SFDC:Trailblazer Communityで紹介された2018年6月 人気動画&資料TOP10

Trailblazer Communityで2018年6月 人気動画&資料TOP10が公開されました。

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Trailblazer Community

動画視聴数 TOP 10

1位:Summer '18 新機能ウェブセミナー Sales Cloud
http://salesforce.vidyard.com/watch/nsrM52WyXsCFZ5WJ9wJXwB


2位:【Summer '18 ピックアップ新機能】Chatter スラッシュ(/)
http://salesforce.vidyard.com/watch/1A1UUJX2SiWpQMp1Y5UeP1


3位:Summer '18 新機能 Platform
http://salesforce.vidyard.com/watch/YAqktSrqkM1BCmqbhA93GS


4位:【Summer '18 ピックアップ新機能】レポート/ダッシュボード_サブフォルダ
http://salesforce.vidyard.com/watch/3mRmpHHNu5VhVzWD7Qhgtx


5位:いまから始める営業改革と営業支援システム~営業改革を実現するための第一歩~
http://salesforce.vidyard.com/watch/qa7cZqZ92gf1Rb676G3Xen


6位:Trailblazer Communityのご紹介
http://salesforce.vidyard.com/watch/ZactpAT6MPzGpm8kc73Pkn


7位:【SUMMER '18 ピックアップ新機能】オブジェクトを指定したグローバル検索
http://salesforce.vidyard.com/watch/Nsmx87oA4AxxvjUxqFeBaZ

8位:【標準オブジェクトシリーズ】リード、取引先、取引先責任者
http://salesforce.vidyard.com/watch/sor2E9VTJU8HygW5gbcvT3


9位:【標準オブジェクトシリーズ】活動
http://salesforce.vidyard.com/watch/rSUXQQjt3yFXHNW3mv1t6b


10位:営業マン必見!15分ワンポイントシリーズ (レポート編)〜 営業ライバルに差をつける頭脳テクニック〜
http://salesforce.vidyard.com/watch/Aq6D7vED7ahJ1WWeA4F6AP



ファイルダウンロード数 TOP 10

1位:Summer '18 新機能ウェブセミナー〜Sales Cloud〜
https://success.salesforce.com/0693A000006ufKB


2位: 開発者向けSummer18新機能
https://success.salesforce.com/0693A000006ps0l


3位:リリースノートの歩き方
https://success.salesforce.com/0693A000006mm3M


4位:Summer'18_新機能_Platform
https://success.salesforce.com/0693A000006uwJn


5位:Lightning Experience メモと添付ファイルの移行
https://success.salesforce.com/0693A000006aIxY


6位:Summer'18 ROD_20180518_日本
https://success.salesforce.com/0693A000006aF3X


7位:はじめようSalesforce:基礎からはじめよう
https://success.salesforce.com/06930000004k9jX


8位:はじめようSalesforceマニュアル ~Lightning Experience編~
https://success.salesforce.com/0693A000005y1fd


9位:はじめようSalesforce:成功のための準備
https://success.salesforce.com/06930000004k9jc


10位:Salesforce Lightning Experience ユーザ向けTips集
https://success.salesforce.com/0693A000006aNBR

その他

はじめようSalesforceシリーズ
https://help.salesforce.com/articleView?id=000267842&language=ja&type=1

SFDC:Salesforceのエディションについて

Salesforceのエディションについてです。CRMとSFAを目的にしているときは基本的にEnterprise EditionとSales Cloudを契約して利用するのがよくあると思うのですが目的に合わせていろいろ用意されています。

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Help | Training | Salesforce


今はこれだけありました。

  • Essentials Edition
  • Professional Edition
  • Enterprise
  • Unlimited
  • Developer

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Essentials Edition

5ユーザまで3000円で利用できるスタートアップ企業向けのエディションです。Enterprise Edtionを安く利用できると勘違いしていましたが、売上予測や個人取引先が使えないなど機能制限はありました。6ユーザ以上必要になったときは9000円になる表記をどこかでみましたが、Professional Editionでのアップグレードという意味かもしれません。また、Lightning Experienceのみ利用可能でClassicへの切り替えはできないみたいです。

Professional Edition

取引先、取引先責任者、商談、売上予測、ケースなどCRMとSFAの基本機能は利用できますが、いくつか機能制限が行われています。ロールやレコードタイプを作成数にも上限があったりするようなので本格的に利用するときはEnterprise Edtionも検討しておく方がいいと思います。

Enterprise Edtion

Salesforceの基本的な機能を利用できる最も利用されているエディションです。機能制限ではありませんがKnowledge機能などはEdition契約とは別に契約が必要になります。Salesforce APIの利用もこのEdition以上で可能になります。

Unlimited Edtion

機能制限で利用できる一番上のEditionです。規模の大きい会社向けです。ガバナ制限などが除外されるわけではないのでカスタマイズ時の設計が楽になるわけではありません。

Developer Edtion

開発者向けのEditionです。無料で利用できる上に機能制限もほぼありません。データストレージやファイルストレージの上限は低めなのとメール送信時にシステム的な署名が追加されるのであくまで検証用のみ利用となります。管理者権限のユーザは2名まで作れます。

機能の比較

Sales Cloudのサイトに機能の比較がありました。Essentials EditionとProfessional Editionでどの程度機能制限されているか確認するに便利です。
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販売終了したエディション

気づいたら既に販売終了したエディションもありました。
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ただ、既存の組織は引き続き利用できるのと認定資格の試験問題で出てきたりしたので名前と用途は覚えておくと良さそうです。

  • Contact Manager Edition
  • Group Edition
  • Personal Edition
  • Performance Edition
  • Database.com Edition

Contact Manager Edition

中小企業を対象に、取引先、取引先責任者、活動、カレンダー、メモと添付ファイル、レポートなど、主な取引先責任者管理機能へのアクセスを提供するためのエディションとのことです。

Group Edition

取引先、取引先責任者、商談、リード、ケース、ダッシュボード (参照のみ)、およびレポートにアクセスできるエディションとのことです。

Personal Edition

取引先、取引先責任者、Microsoft Outlook® との同期など、主な取引先責任者管理機能へのアクセスを提供しているエディションとのことです。
※メモ 2009 年 6 月より後に購入された Personal Edition 組織は、商談にアクセスできません。

Performance Edition

ソーシャルおよびモバイル分野での成長を推進し、顧客満足度を上げ、営業とサービスの成果を最大に活かす必要があるお客様向けに設計されているエディション。

Unlimited Edition の全機能に加え、Data.com のクリーンで対象を絞ったリードと顧客のデータ、Work.com のコーチングおよびフィードバックツール、Identity の信頼できる ID サービスなどが含まれています。日本、シンガポール、および韓国のお客様には、Data.com 以外のすべての Performance Edition 機能が含まれた Performance Edition Limited を提供しています。

Database.com Edition

DB部分を提供するエディション。CRMやSFA機能の利用はできません。実物を見たことはないのですが設定ページのみアクセスできる仕組みだった気がします。

SFDC:Community Cloud - モデレーションルールでスパム投稿の対策

ユーザ間でのディスカッションを行うコミュニティサイトを構築するときの注意点としてスパム投稿への対策が必要になります。Salesforceではモデレーションルールの設定で対応可能です。

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トップのAppExchangeインストールのリンクでは「Salesforce Community Management Package」のページに移動できます。
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Salesforce Community Management Package

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モデレートタブのページで投稿の承認や削除ができるみたいです。
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ルールでは「メンバー生成コンテンツをモデレートするためのルールを表示および作成」できます。
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コンテンツルール

特定の文言が投稿されたらブロックや置換などのアクションを設定できます。

  • [ブロック] は、コンテンツを公開できないようにします。
  • [置換] は、キーワードがアスタリスクで置換された状態でコンテンツを公開します。
  • [フラグ] は、コンテンツを公開してから、自動的にそのコンテンツに不正フラグを設定します。
  • [確認] は、承認されるまでコンテンツを一般コミュニティには非表示にします。

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処理数ルール

短期間に指定数以上の投稿を行なわれたときに管理者に通知もしくは対象のユーザを凍結する設定を行えます。
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現時点では3分または15分から選択可能です。
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モデレーションルールが適用されるコンテンツ条件とメンバー条件は別設定で行います。
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モデレーションルールの設定画面から別の設定に戻りたいときは左上の表記がメニューになっています。
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参考

SFDC:Community Cloud開発 - コミュニティテンプレートの種類

Community Cloudをつかったサイト構築の際にはコミュニティテンプレートを選択して開発を進めていきます。

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現在利用できるテンプレートは下記の種類があります。

  • カスタマー取引先ポータル
  • カスタマーサービス
  • Build Your Own
  • Partner Central
  • Aloha
  • Salesforce タブと Visualforce


下記テンプレートは廃止されました。

  • Koa
  • Kokua

カスタマー取引先ポータル

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用途

カスタムオブジェクトを含むデータ登録機能とケース、ナレッジ機能が使えます。
顧客のマイページ的な感じのテンプレート。

カスタマーサービス

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用途

SalesforceのTrailblazer Communityのような他ユーザとのコラボレーションサイトやFAQサイトをつくるときのテンプレート。

Build Your Own

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用途

何もないところから始められるテンプレート。

Partner Central

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用途

顧客向けではなくパートナー向けのテンプレート。リードや商談などのCRMを使うときはこちら。

Aloha

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用途

シングルサインオンで複数のアプリケーションにサインインするときのテンプレート。

Salesforce タブと Visualforce

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用途

Lightningが出てくる前のずっと前からあったテンプレート。
Salesforce標準ページ感が出てしまいますがVisualforceページで開発できます。

Lightning or Visualforce

テンプレートはいくつかありますが、大きくわけでLightningコンポーネントで開発するかVisualforceで開発するかの二択です。Visualforceの方が開発の知見がある人がまだ多いと思います。またLightningは古いブラウザ(IE9など)はサポートされていないのでそのあたりも考慮のポイントかもしれません。

SFDC:Einstein活動キャプチャを試してみました

Einstein活動キャプチャを試してみました。GmailまたはOffice 365のメールを活動として取り込むことができる機能です。Einstein機能は基本的に別ライセンスですが、活動キャプチャはSales Cloudライセンスでも利用可能みたいです。

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はじめに

設定でみれる情報はこんな感じです。
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ヘルプについて

設定画面のヘルプへのリンクがありました。こちらから設定方法を確認すればいいみたいです。
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制御について

取り込まれるメールの内容の公開範囲も制御できます。基本的には非公開で取り込んで必要に応じて共有できるみたいです。
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活動と関連する対象オブジェクトも制御できます。
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また取り込む際の日時の条件もあるようです。
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有効化の流れ

有効化のチェックをつけると利用の同意が求められます。
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有効化すると次の設定が追加されます。
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有効化後に各ユーザが利用できるようにするには、権限セットを使います。セールスフォース社が作成者として登録された標準の権限セットが追加されていました。
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権限セットを追加するとユーザがログインしたときにメッセージが表示されます。リンクをクリックして初期設定を行うと利用開始となるみたいです。
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接続アカウントは私の設定で管理できます。
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利用開始からメール取り込みまでは少し時間がかかりました。
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取り込まれたメールはメール形式の活動として取り込まれます。フィルタ機能もあるみたいです。
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この方法で取り込んだ場合はレポートでの集計では利用できないみたいです。また活動のすべての表示の機能でも表示対象外となりました。ただし、ざっくり確認した感じではストレージのカウント対象外となるみたいです。メールの活動情報のレコード消費は大きめとなるため、カウント対象外になるのであればかなりのメリットだと思います。

参考