Winter'14の新機能で標準の詳細ページにレポートのグラフを表示できるようになりました。項目追加と同じようにレイアウトの編集画面から追加できます。
このように追加できます。
グラフのプロパティの設定も可能です。
絞込条件を指定することで対象のレコードIDに紐付く条件で表示することも可能みたいです。例えば取引先IDを指定することで取引先に紐付く進行中の商談のグラフというように条件を指定できます。
詳細ページには次のように表示されます。
グラフは24時間毎に自動で更新されるみたいです。またグラフ下の更新ボタンをクリックすると手動で更新も可能です。
プロパティで画面を開いたタイミングで更新するようにも設定できるみたいですが、表示に時間がかかるとの注意が記載されていました。
画面を開いたタイミングで更新するようにすると更新ボタンは非表示になります。また、表示に時間がかかるのはグラフだけでページ自体は通常通りに表示されました。
ページに追加したレポートが削除されると次のエラーメッセージが表示ました。
[私の非公開カスタムレポート] フォルダ内のレポートは使用できないみたいです。
プロパティで設定できるタイトルの表示を行うと次のように表示されます。
表示したグラフをクリックすると対象レポートのページが表示されます。このときプロパティで設定したレコードIDによる絞込み条件も反映されています。(元のレポート条件は変更されていません。)
レポートの実行権限がなかったりフォルダのアクセス権がなかったりといった理由でレポートを参照できないユーザの場合は次のようなエラーメッセージが表示されます。
こういう場合はプロパティのエラーのあるグラフを非表示にチェックをつけることでグラフを非表示にできます。
ただ..画面を開いたタイミングで更新する設定にしているとグラフの読み込み中の画像が表示されてしまいました。また非表示にはなりますが空白スペースとして扱われるみたいで空白行のよう表示されました。
制限事項
リリースノートに使用時の制限事項について記載がありました。
- ページあたり 2 つのレポートグラフを使用できます。
- 高度なページレイアウトエディタからのみレポートグラフを追加できます。ミニコンソールおよび従来のページレイアウトエディタはサポートされていません。
表示できるグラフは2つまでという制限には気をつけないといけなそうです。