顧客管理や営業支援などの社内情報を管理・共有することで社内のやりとりを円滑にできるセールスフォースですが、Community Cloudを利用することで顧客やパートナーなどの社外の人たちともつながることができます。
Chatterフィードでやりとりするのはもちろん、レコードフィードでのやりとりも行うことができます。
レコードフィードでやりとりするときは1つ注意が必要な点があります。投稿先の設定部分です。
社内ユーザが投稿するときは社内宛とアクセス権のあるユーザ宛を選択できるようになっています。
コミュニティユーザの場合は選択肢は一つだけです。
アクセス権があるすべてのユーザを選択しないとコミュニティユーザが見れない投稿になるので注意が必要です。
メンションをつけてもコミュニティユーザには表示されず、通知が行くこともありません。こういった投稿をしたときは@ユーザ名の部分が灰色になっています。
レコードフィードのやりとりを行うときは投稿時にいくつか注意点がありますが、特定のユーザのみアクセスできる投稿を行うことができます。注意点だけ忘れずに導入を進めれば便利な機能だと思います。
Chatter投稿とメール通知
メンションをつけてChatter投稿した際にコミュニティユーザには次のような通知メールが送られます。
参照/コメントボタンをクリックするとコミュニティのログイン画面が表示され、コメント入力画面に簡単にアクセスできます。
このメールに返信でもChatter投稿を行うことができます。その場合次のようにChatterフィードに表示されました。(メール返信の場合は投稿されるまで少し時間がかかります。)
メールが送信される条件は以下のとおりです。私の設定のメール設定で細かくカスタマイズできます。
レコードフィードをつかってコミュニティユーザとやりとりする場合、メンションをつけないと通知メールが送られません。コミュニティユーザは社内のユーザと違い常にログインしているわけではないので、通知メールが無いと投稿に気付けないので注意が必要です。
Community Cloudを導入するときはこのあたりのことも意識しておくと良さそうです。