Success Communityで共有されていたのですが、Spring'17へのアップデート後にグローバル選択リスト値で正しい選択リスト値が選択できない現象がみつかったみたいです。もしこの問題に遭遇した場合はブラウザのキャッシュクリアで解決できるとのことでした。
詳細はヘルプにまとめられています。
Success Communityで共有されていたのですが、Spring'17へのアップデート後にグローバル選択リスト値で正しい選択リスト値が選択できない現象がみつかったみたいです。もしこの問題に遭遇した場合はブラウザのキャッシュクリアで解決できるとのことでした。
詳細はヘルプにまとめられています。
取引先と紐付かない取引先責任者をつくった場合、取引先責任者のアクセス件は常に非公開となります。また非公開の取引先責任者には共有ルールやワークフロールールが適用されないなどのルールもあります。ヘルプには下記のように記載されていました。
取引先に関連付けられていない取引先責任者は、組織の共有モデルに関係なく、常に非公開になります。参照できるのは、取引先責任者の所有者およびシステム管理者だけです。非公開の取引先責任者には、共有ルールおよびワークフロールールが適用されません。組織でディビジョンを使用している場合は、非公開の取引先責任者は常にグローバルディビジョンに属します。
共有ルールやワークフロールールが適用されないというのは気付きにくい部分だと思います。個人の顧客でも必ず取引先と関連付ける運用ルールにしておいた方が拡張性が高くなりそうです。
Spring'17のバージョンアップ後にChatterの入力欄などでも利用されているリッチテキストエリアのアイコンが正しく表示されない現象に遭遇しました。
一時的なものかなと思っていたのですが、Success Communityにこの問題の解決方法が紹介されていました。
Spring'17 リリース以降、Chatter フィード投稿でエディタのボタンのラベル(太字、斜体、下線など)が正しく表示されず、文字化けしたようになる現象が確認されております。もしご利用の組織で発生している場合は、「ブラウザのキャッシュクリア、またはプライバシーモードのご利用」で解消する可能性がございますのでお試しください。
詳細についてまとめられてヘルプリンクの共有もありました。
プライバシーモードで表示してみて正しく表示される場合はブラウザのキャッシュクリアを行えば解決するようです。それでも解決しない場合はサポートにお問い合わせとのことです。
SalesforceのCSSフレームワークLightning Design Systemがv2.2.1まで公開されていました。久しぶりに覗いてみたのですが便利なコンポーネントがいろいろ追加されているみたいです。
LEXのAppLauncherを再現するCSSコンポーネントです。
ファイルアップロード用のCSSコンポーネントです。
Lightning Experienceで使われているグローバルヘッダーです。検索ボックスもついています。
Lightning Experienceで使われているグローバルナビゲーションです。
プログレスバー
リッチテキストエディタ
v2.2.1の時点ではこんなコンポーネントも利用できるようになっていました。グローバルヘッダーがあればHerokuなどで作成したアプリをSalesforceっぽいデザインにすることができると思います。加工が難しいinput type="file"用のCSSコンポーネントもすごく便利そうでした。
Salesforce World Tour Tokyo 2016でも大きく取り上げられたSales Cloud EinsteinがSpring'17へのアップデートで利用できるようになりました。気になる機能だったのでリリースノートで導入方法について調べてみました。
Sales Cloud Einsteinですが有償のオプションとなるみたいです。Developer Editionで有効化できないか探してみましたが設定が見当たりませんでした。現時点ではEnterprise Edition、および Unlimited Editionの組織で利用が可能となっているみたいです。リリースノートに記載された情報によると価格については営業担当の方に問い合わせて確認すればいいみたいです。
こういった機能が利用できるそうです。
自分の組織で試すことはできませんでしたが、ライセンス購入後の有効化手順についてはリリースノートに記載されていました。
リリースノートによるとライセンス購入後は権限セットとEinstein 設定アシスタントをつかって有効化設定を行えば利用が開始できるみたいです。
サマリレポートでグルーピングを2種類用意すると次のような表現が可能になります。
Lightning Design Systemのアセットを参照できる$Assetを試してみました。$AssetはSpring'17から利用できるグローバル変数です。apex:sldsタグと一緒に利用できます。
使い方はこんな感じです。
<apex:page> <apex:slds /> <span class="slds-icon_container slds-icon--small slds-icon-standard-account" title="Contact Avatar"> <img src="{!URLFOR($Asset.SLDS, 'assets/images/avatar1.jpg')}" alt="Contact Avatar" /> </span> </apex:page>
次のサンプルコードを用意してみました。
<apex:page docType="html-5.0" sidebar="false" tabStyle="Account"> <apex:slds rendered="true" /> <div class="slds"> <div class="slds-box"> <apex:form id="form"> <apex:input type="text" styleClass="slds-input" html-placeholder="Account Name" /> <div class="slds-m-top--small"> <apex:commandButton value="Go!" styleClass="slds-button slds-button--brand" /> </div> <div class="slds-m-top--small"> <span class="slds-icon_container slds-icon--large slds-icon-standard-account" title="Contact Avatar"> <img src="{!URLFOR($Asset.SLDS, 'assets/images/avatar1.jpg')}" alt="Contact Avatar" /> </span> </div> </apex:form> </div> </div> </apex:page>
無事にアイコンを表示することができました。
assetsフォルダに簡単にアクセスできて便利そうです。
この機能についてちょっと教えてもらいました。SVGが表示できないバグがあるみたいです。ただこのバグは修正対応が始まっていて近いうちに直るとのことです。
http://salesforce.stackexchange.com/questions/159406/visualforce-asset-violating-cors