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SFDC:メールログ機能をつかってメール送信結果を確認

セールスフォースにはメールアラートやApexなどをつかって社内外に向けてメールを送信することができます。そういったメール送信の履歴は設定のメールログで確認できます。
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一度にダウンロードできるのは7日分で、過去30日まで遡って取得できます。(2013年に取得したログが残っていたので一度取得しておけば暫く消えないみたいです。)
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メールログで確認できる情報の中で重要なのは赤枠で囲った項目だと思います。
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日付

GMT表記です。日本時間に変換するには +9時間する必要があります。

メールイベント

メール送信結果です。下記ステータスが用意されています。

R - 受信
メールが正常に受信されました。
D - 送信
メールが正常に送信されました。
T - 一時的な障害
メールの送受信が遅れました。Salesforce24 時間、送信を再試行します。1 回目の再試行は、最初の一時的障害から 5 分後に行われ、2 回目の再試行はその 10 分後、3 回目はその 20 分後となり、その後も続きます。
P - 永続的な障害
メールを送信できませんでした。

受信者

メール受信者のアドレスが表示されます。

Salesforceユーザ

対象のSalesforceユーザが存在する場合IDが表示されるみたいです。

メールログ機能で覚えておきたいこと

メールログですが、Chatter投稿時の通知メールも記録されていました。Community CloudでChatterをつかって顧客とやりとりする場合、通知メールは欠かせない機能となると思います。顧客からメールが届かないと問い合わせがあったときでもセールスフォースからメールが送られているかの確証ができれば次の対応を検討しやすくなります。(もしメールログに記録が残っていない場合、メンションが指定できていない。もしくは権限まわりの設定が正しくないといった判断ができます。)メールログ機能はこういったときのトラブル解決にも役立ちそうです。