アクション&おすすめコンポーネントの設定を試してみました。Service Cloudの運用で役立つ機能です。
設定のアクション & おすすめページで設定できます。
作成を開始するとこのようなガイダンスが表示されます。
ラベルとAPI名を設定。利用可能な機能も選択できます。
オブジェクトの選択です。最初、配置できるオブジェクトかと思いましたが違いました。ここで設定したオブジェクトを使って固有のアクションをコンポーネントで利用可能にできるようです。
チャネルのデフォルトを設定できます。
アクションやフローを配置できます。
アクションやフローの配置の設定ですが、チャネルが「チャット」「電話」「デフォルト」でそれぞれ選択できます。例えばチャットだけ設定した場合は通常のレコードページにはアクションは表示されませんでした。
追加をクリックしたときに表示されるメニューを設定できます。
おすすめを設定できます。
戦略設定タブの方はこのようになっています。
これでアクション&コンポーネントの作成は完了となります。
作成すると一覧に追加されます。後は一覧から編集、削除も可能です。
Lightningページの設定でレイアウトに追加すると利用可能になります。
配置後に対象のアクションを指定する感じです。
これで配置できました。と思ったのですが、設定で指定したメニューとは違うものが表示されました。
調べたのですがよくわからず。どこかで設定ミスしているのだと思います。可能性ありそうな理由としては、表示するガイダンスで「フローとアクション」と「おすすめ」を表示する形にしましたが、「フローとアクション」の方が表示できる機能が無かったので0件として何も表示されなかったのかもしれません。
とりあえず機能の設定イメージはこんな感じ。
この機能を利用することでチャネルごとの問い合わせに対応した主要なアクションを画面に表示することができます。例えばケースを作成アクションをクリックするとこのように表示されました。(このケースを作成はアクション&おすすめ用の専用のアクションのようです。)
アクション&おすすめコンポーネントの操作はログが残るようになっています。実行したら開始、最後まで処理したら完了となります。開始のみの場合はボタンクリックしただけで最後までいかずにキャンセルしていると判断できます。例えば顧客からパスワードリセットの依頼を受けて対応したら何時にその対応したかのログが残せるという感じだと思います。(Experience Cloudユーザのパスワードリセットのイメージだと思います。)
一部よくわからなかったところが残りましたが、設定イメージはこんな感じでした。問い合わせのチャネル別にアクションボタンを表示したいときには役立つ機能そうです。操作履歴はどのくらい残るのかは未確認ですが、パスワードリセット操作など適切なログが残せるのもいいと思います。
