tyoshikawa1106のブログ

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SFDC:Dreamforce2019 - Day4 (11/22) 

2019年11月22日(金)、Dreamforce2019の4日目で最終日です。せっかくなので会場に行く前に朝食を食べにSears Fine Foodというお店に寄りました。

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searsfine food san francisco


パンケーキやエッグベネディクトなどが美味しいお店です。今回はパンケーキを注文してみました。ベーコンは数ドルで追加できるオプションメニューです。
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朝のセッション

朝食後に会場には7:40頃に着きました。Dreamforce2019では初めて朝の時間に会場に着けました。会場のオープンは8:00からだったので他の参加者もそれぞれ待機してました。
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ちなみにDay 4の予定はこんな感じ。最初と最後のセッションには予定通りに参加できました。
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8時になってから流れに従って最初のセッションへ。Lightningコンポーネントについてのセッションに参加しました。
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セッションルームに入ると既にセッションが始まっていました。この辺りで気づいたのですが、おそらく8時開始のセッション参加者は一足先に会場内に入れたみたいです。(他の人が待っている横目にエスカレータを登るのは少しハードルが高い気がしますが。)
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途中参加と参加となりましたが肝心なところは聞くことができたと思います。LightningのNavigation APIの話です。LightningのURL周りの話も含まれています。普段はClassicのURLを指定してリダイレクトする方法で利用していますが、Lightning Experienceに移行済みの組織でしたらLightningのURLを指定する形に切り替えても良さそうに感じました。
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Lightning Web コンポーネントの場合についても触れられていました。
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最後にRoadmapの話があってセッションが終わりました。
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セッション後

最初のセッションが終わってからですが、Dreamforceクエストでトートバック受け取りの条件を満たしていたので、受け取りに行きました。
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SalesCloudの前でブースの人に声をかけてもらったので話を聞いてみたのですが、インサイドセールス用の新機能アドオン「High VeloCity Sales」の機能紹介でした。
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ブース担当の方の説明がわかりやすかったこともありかなり便利そうに見えました。リードと取引先責任者が対象データの機能ですが、PardotのEngagedmentStadioの機能と同じように、インサイドセールスの業務プロセスを可視化できる製品となっています。
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例として下記のようなプロセスを作成できます。

  • 電話をかける
    • 繋がったらXXXに関するメールを送付
    • 繋がらなかったらXXに関するメールを送付

という感じです。
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ブースでのデモはすごく良かったので、ディスプレイの写真たくさん撮っておいたのですが、写真を後で確認したところ、画質が低い状態で撮影されてしまっていました。(比較的まともだったのは上の2つだけでした。)


ToDoの作成や電話、メールの送付などスムーズにインサイドセールスに必要な業務プロセスをシステム化できる感じだったので、興味のある方は営業の方に問い合わせてみると良いと思います。(日本での提供開始はまだ先かもしれませんが..)


最終日ということでセッション以外のエリアを中心に周りました。最初に行ったのはモスコーンサウスにある記念撮影のコーナー。マーク・ベニオフの書籍の表紙の感じに撮影してくれます。
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期間中はけっこう混んでいたのですが朝の時間に行ったので少し並ぶだけで撮影してもらえました。
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ヒルズホテルの会場へ

期間中まだ一度も行っていなかったヒルズホテルの会場にも足を運んでみました。メイン会場のモスコーンセンターから徒歩15分ぐらい。今回はTrailhead AcademyということでTrailheadのワークショップが中心の会場になっていたみたいです。
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最後のセッション

12:00から開始されるセッションが予定してたものでDreamforce最後のセッションでした。Lightning Webコンポーネントについてのセッションです。
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このセッションですが、最終日ということもあったのか、後半少し寝落ちしてしまいました。。一部確認できなかったスライドがあります。興味のある方は録画版がそのうち公開されると思うのでチェックしてみてください。


また、このセッションで特に注目度の高い情報は下記のスライドの部分です。
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セッション後に海外の参加者のツイートを翻訳してようやく理解したのですが、Lightning Webコンポーネントというフレームワークの部分をなるべく標準に近づけて小さくしていきたいという話だったみたいです。いつかSalesforceでLightningコンポーネント以外の開発が可能になるかもしれません。

Dreaforceクローズ時間

Dreamforceの最終日は12時頃のセッションがほぼ最後のセッションになります。会場自体は14時頃にクローズとなる感じでした。(1時間ぐらいは残っていられそうでした。)

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来年のDreamforce

来年、Dreamforce2020は現地時間で11月9日〜11月12日の期間で開催されるようです。参加予定の方は今のうちにホテルを確保しておくと予約が埋まる前に予約できるかもしれません。
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Dreamforce2019のDay4はこんな感じで無事に終わりました。初日と二日目の記事と同じでちょっと追記や修正等する予定ですが、後回しにすると数日後になってしまいそうなので一旦ここまで公開します。
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次の記事

SFDC:Dreamforce2019 - Day3 (11/21)

2019年11月21日(木)、Dreamforce2019の三日目です。

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主要なセッションは初日と二日目で実施されていたというのもあり、朝はブログを書いたりなどゆっくりすごしていてホテルを出たのは9時過ぎでした。


出発前に事前に登録していた予定はこちら。今回はほとんどの予定をスキップしちゃいました。
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ホテル→会場

初日、二日目はホテルと会場間の移動はUBERを利用しましたが、今日は急ぐ必要もなかったので徒歩で移動。40分ぐらいあるいてモスコーンセンター側の入り口から会場に入りました。


会場に入ると前日には多分なかった休憩用の椅子がズラリ。せっっかくなので10分ぐらいゆっくりさせてもらいました。途中クラシックのライブも始まったりして良い時間でした。
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モスコーンウエストへ

この日はオバマ元大統領がスペシャルゲストとして登壇するセッションが10:30からありました。9:50頃に会場に着いていたので頑張れば入れたかもしれませんが、技術的な話の方が頭に入るかなとウエストの会場に行くことにしました。

モスコーンウエストの技術者向けブースのエリアには機能発表されたEverGreenの仕組みについてのブースが新しく追加されていました。
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10:30から気になるセッションがあったので時間までブラブラと、myTrailheadに関するシアターとかやってました。
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時間がきたタイミングでDeveloperZoneへLightning Web Componentに関するセッションを見に行きました。
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内容としては基本的な部分になります。知見がほとんどないので基本的な部分でも参考になりそうと思いました。
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Lightning Web Componentのプレイグラウンドサイトについてが主な話。
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サンプルコードを動かしたりできるサイトです。


まぁだいたいこんな感じでした。
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マリオットホテルへ

見たいセッションもほぼなかったのでマリオットホテルの会場に行ってみました。

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見たいセッションがあるわけではなかったのでサッと見る感じでまわりました。
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会場内にあった写真を取ってくれるところは試してみました。はじめ使い方がわからずにシャッターを押さずに進んでしまったのですが、前の参加者に使い方を教えてもらい、なんとか写真を撮ることができました。
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利用の流れはこんな感じ。

  1. 並ぶ
  2. ☓印が撮影ポイント
  3. カメラで撮影の設定を行う(背景の選択)
  4. 撮影 (ボタンを押すと数秒後に撮影される)
  5. 前に進んでタブレットで結果を確認。データはメールで送付も可。
  6. さらに前に進むと実際の写真が印刷されるのでスタッフから受け取る。


写真の印刷には数分がかかりますが流れを理解していれば何も難しい内容はありませんでした。


その他の会場の様子です。
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行けてよかったとブースは写真の他にもう一つ、自分好みにカスタマイズしたアストロくんを貰えるブースです。
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ブースに立ち寄るときは参加者バッジをスキャンしてもらう流れで、Hiと挨拶したら「あ。日本の人ですか?」と聞かれました。(スタッフの人日本の人たった。普通に日本語で挨拶すればよかった。。)


このブースでは自分の番が来たらPCで必要事項を入力。アストロくんのカスタマイズ情報を登録します。
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完成品がこちら。服とボタン(ミニバッジ)とバンダナを選択できます。PCで情報登録後、数分で準備してもらい完成したら名前を呼ばれて受け取りという流れでした。
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そもそもなんのブースかというとSalesforceのCPQという製品の体験ブースとなっているみたいです。


マリオットホテルで見たかった箇所は一通り周れましたが、ちょうどランチが始まっていたのでそちらにも寄っていきました。
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昨年とかDreamforceで提供してもらえるランチは比較的ヘルシーな感じだったのですが、今年のランチは肉料理とかも追加されて美味しかったです。
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午後は一つセッション参加しました。「Best」「Use」「Salesforce」という単語で行ってみようかなと事前登録したんだと思います。(あとCompaniesをChampionだと読み違えました。)
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内容的には考え方についてのディスカッション的な感じで自分には少しハードルが高かったです。
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ただ帰りのときに書籍をいただけました。これで勉強できるように頑張りたいです。
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Einsteinブース

チラ見程度ですが、モスコーンウエスト3FのEinsteinブースにまだ行っていなかったので寄ってみました。
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ミニハックチャレンジ

この後はDreamforceおなじみのミニハックに挑戦してみました。・・・が難しい。標準カスタマイズの1問目と2問目を進めるだけでも時間が持っていかれました。6問クリアは自分にはちょっと厳しかったです。午後の殆どの時間をミニハックの作業に充てて過ごしましたが、PCの残バッテリーも残り僅かとなったタイミングでギブアップ。。
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そういえばの話でミニハックのサイトはHerokuで構築されていました。ミニハック以外のメニューも用意されていました。ワークショップ系のブースに参加するときもこちらのサイトを利用するみたいです。

さいごに

16時ぐらいに席を立って適当に会場を彷徨きました。小ネタ的な情報としては次の写真の置物が実は可動式で音楽と一緒に手足がうごく仕組みだったことに気づきました。(一定の間隔で動くみたいで、しっかり確認しようと思ってからはピクリともしませんでした。)
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特に目的もありませんでしたがモスコーンセンターの地下のブースエリアを歩いて過ごしました。
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Dreamforce2019の三日目はだいたいこんな感じで過ごせました。Day1とDay2の記事は書ききれず途中投稿となってしまいましたが、Day3は書きたいことは全部かけたと思います。
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会場を歩いていて気づいたのですが、ミニハックなどPCで作業したいときはモスコーンセンターのエリアとモスコーンサウスの建物内、それから地下のエリアに行くと机が利用できるので作業しやすいと思います。
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おまけ

ホテルに戻ってテレビをつけていたところたまたまやっていたニュース番組で「Salesforce」という単語がでてきました。Day3であったオバマ元大統領がスペシャルゲストとしてDreamforceのセッションに登壇したことが注目されたみたいです。

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次の記事

Heroku:データインテグレーションサービス『Xplenty』について教えてもらいました

Salesforceと別のシステムのデータ連携について調べていたところ、TwitterでHerokuに「Xplenty」というアドオンがあることを教えてもらいました。

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Xplenty - Add-ons - Heroku Elements


MuleSoftを導入するほどの規模の連携ではないときに、検討先の候補として挙げられるかもしれません。

Google翻訳

英語だとイメージがつかなかったのでGoogle翻訳で日本語に変換してみました。クラウド間のデータ連携サービスですといった内容を確認できました。また、連携処理で必要になるためデータをAmazon RedshiftおよびGoogle BigQueryに接続する(任意かも?)というところは、社内ルールによっては導入時に意識しておくと良さそうです。
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費用感

料金についてですが、なんとフリープランから用意されています。ベーシックプランでも月額1000ドルから。
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Basicプラン

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Proプラン

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BasicプランとProプランを比較したところ「Silver Connectors (Salesforce)」の機能の有無だけが違いました。今回連携対象となるのはSalesforceなので、その場合はProプランの契約が必要になるみたいです。

対象となる連携について

HerokuのアドオンなのでSalesforceとHerokuでつくられたシステムを連携する際に利用することになるんだと思います。(今回検討していたのはSalesforceとクラウドじゃないシステムだったので対象外でした。) 違いを理解しきれていませんが、Heroku Connectを入れるには難しい、小さい規模でのシステム連携が必要な場合に導入検討すると良いのかなと思いました。Herokuについてはあまり知見がないため間違って記載している部分もあるかもしれませんが、SalesforceとHerokuなどクラウド間での連携実装の際には検討してみると良いサービスだと感じました。

SFDC:MuleSoftの導入検討のポイントについて教えてもらいました

MuleSoftはシステム間のデータ連携を行うときに複雑な連携処理を開発しなくてもクリックベースで連携の仕組みを構築できる製品です。

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Salesforce integration solutions | MuleSoft


 日本語の情報はこちら。

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MuleSoft : すべてのアプリ、データ、デバイスをつなぐ方法(同時通訳) - Salesforce Live


Lightning ConnectやHeroku Connectと同じような感じの製品です。(MuleSoftは更にカスタマイズ性が高いのかも)


Salesforceと既存の社内システムを連携する必要があってApexバッチやApexトリガによるデータの加工を行い、データローダバッチによるCSV形式での自動出力、既存システム側でのデータ取り込みと出力機能の開発(ここはノータッチ)といった感じでけっこうバリバリ開発して実現したのですが、最近話題に上がっているMuleSoftがあればメンテンナンス性を向上させる形でシステム連携が可能にならないかという話がありました。
(※データ連携についてですが開発はそれなりに大変でしたが、大規模プロジェクトで行わるような規模ではないという内容です。)


MuleSoftについて料金が高いという漠然とした情報を元に必要なシステム連携の実装内容と費用が見合わないですといった話をしたことがありました。一応この回答でも間違えではなかったと思いますが、理想はもう少し詳細な理由を説明できたらいいなと思っていました。・・というときにTwitterで詳しく導入検討のポイントを教えてもらいました。だいたい下記の規模間でシステム連携が必要になったときに導入検討すると比較的コストに見合った製品導入ができるみたいです。

MuleSoft導入検討のポイント
  • 連携対象システムの数が5以上
  • 連携だけでなく各システムをAPI化して今後のシステムの変化に柔軟性を持たせたいようなとき
  • Point to Pointの連携だけがゴールの場合、もちろん可能ですが割高に感じるかも


システムの数など具体的なイメージを持つことができました。次からはより具体的な説明ができるようになり、非常に助かりました。(連携対象システムの数に関しては正直想像以上でした。)


もちろんケースバイケースなので要件を満たせそうなら検討した方が良いと思いますが、Salesforceと別のシステム間で一部データをちょっと連携したいという場合は自分たちで開発して対応するという選択で問題なさそうです。

おまけ

MuleSoft / Lightning Connect / Heroku Connectの費用間についてですが、システム連携に知見のある優秀なエンジニアが一人雇えるぐらいという費用間のイメージを持っていました。(詳細な価格は問い合わせしたことはありませんが)

MuleSoftのコミュニティについて

MuleSoftの開発者コミュニティに興味のある方はこちら。

SFDC:カレンダーへのデータ表示について

カレンダーへのデータ表示についてです。日付項目を持っているオブジェクトの場合はカレンダーにデータを表示できます。私のカレンダーから追加します。(その他のカレンダーは人やリソースのカレンダー用です。)

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表示条件を指定するにはリストビューを用意する必要があります。この仕組みで選択リストが特定の値の場合のみといった判定が可能になっています。
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これで表示できました。簡単に設定できますが管理者が一括作成して共有することはできず個々のユーザごとに対応が必要となります。
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SFDC:承認申請の通知の表示について

承認申請の通知の表示についてです。申請時メール送信の仕組みを用意しておくのが多いですが、ちょっと気付ける仕組みがあればいいというときは何も設定しなくてもChatterで通知が行きます。

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あとはホームのページに表示しておいても便利。
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ホームに表示しておくと一覧が出せます。
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リンクをクリックすれば詳細ページへ。
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承認申請の通知の表示についてはこんな感じです。


ちなみに承認済となったりしたときも通知が行きます。
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SFDC:通貨の地域を指定する方法について

あまり触る機会もないのですっかり忘れていてアレっとなったのですが通貨の地域を指定するときはユーザの設定画面ではなく組織の設定画面になります。言語や地域はユーザ情報のものが反映されますが通貨の地域はユーザ情報では設定できません。

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通貨の単位に影響があります。¥→$
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