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SFDC:プロセスビルダーのスケジュールアクションを短時間で実行する方法

プロセスビルダーのスケジュールアクションを短時間で実行する方法についてです。スケジュールアクションの設定で指定できる時間の単位は「日」か「時」となっています。基本的には1日(前・後)や1時間(前・後)の指定となりますが、このときに0時間後というように指定しておくと可能な範囲で一番早い時間に実行可能です。ヘルプには下記のように記述されていました。

ある日付の [0 日後] にスケジュールを設定した場合、関連付けられたアクションは日付項目で表される時間以降にできるだけ早く実行されます。特定の時点で Salesforce が処理しているアクションの数に応じて、アクションは 1 時間以内に実行されます。

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Salesforce によるスケジュール済みアクションの処理方法


記載上は1時間以内とありましたが5分ぐらいで実行してくれていると思います。上記の方法を使って2種類のメールを順番に送信するといった設定が可能でした。

スケジュールアクションの注意点

スケジュールアクションの実行タイミングを過去日時に指定した場合、過去の情報については無視されるのかというと無視されません。そのため、過去データの更新などが実行されたときにプロセスビルダーのスケジュールアクションも起動されます。スケジュールアクションでメール送信を行う場合、過去の日付に関してはメール送信を除外するといった設定を行わないとメールの誤送信に繋がるので注意してください。(ワークフローの時間ベールのアクションも同様)