tyoshikawa1106のブログ

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SFDC:Pardotで全ユーザがログインできなくなったときは

管理者権限のあるユーザのログイン情報をうっかり忘れてしまったり、何かしらの障害が発生したりしたことで、Pardotに誰もログインできなくなってしまうような状況が稀にあるかもしれません。そんなときはサポートに電話で連絡することで解決すると思います。

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Salesforce カスタマーサポートのグローバル問い合わせ先の電話番号と言語


基本的に電話でのサポートはプレミアムサポートプランの契約が必要ですが、システム停止レベルの重大な問題が発生したときはベーシックプランの契約でも電話で対応可能となっています。
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※ベーシックプランの場合はベーシックプラン用の電話番号が用意されているそうです。


上記のような重大なトラブルではなく単純に一部のユーザがログインできなくなった場合は、ヘルプに対応方法が紹介されていました。
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SFDC:PardotとSuccess Community

Pardotについて情報収集したり、他の利用者に相談したりしたいときはSuccess Communityが便利です。

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Success Community - Pardot B2B Marketing Automation


日本のグループもありました。
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Success - Pardot 日本


運用されているのはこちらのグループみたいです。
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Pardot カスタマーサクセス 日本

SFDC:Pardotとサポートへの問い合わせ

ヘルプを見ているとPardotのことでサポートに問い合わせしたいときの流れについての記事を見つけました。

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サポートへのお問い合わせ


Pardot専用のサポートサイトがあるのかなと思ったのですが、Salesforceのサポートサイトと同じところから問い合わせすればいいみたいです。
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Pardotのメニューはあったかなと確認したところ、ちゃんとありました。
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下記のようなときに利用すればいいみたいです。

エスカレーション / 重要度

レベル1- 重大: システム停止、データの完全性の問題など、全ユーザに影響を与える重大な本番環境の問題で、回避策がない。
備考: このレベルはお問合せフォームをご提出していただく際にお選びいただけません。レベル1の問題はtrust.pardot.comをご参照ください。

レベル2 - 緊急: 主要な機能が影響を受け、重大な性能の低下が発生している。問題が継続し、多数のユーザ及び/又は主要な機能に影響を与えている。合理的な回避策はない。

レベル3 - 高: システムの性能の問題又はアプリケーション不具合が、全ユーザではないが相当数のユーザに影響を与えている。短期的な回避策はあるが、多くのユーザに展開 可能ではない。

レベル4 – 中 : 日常の技術的問題に関する問合せ。アプリケーション機能についての情報の依頼、ナビゲーション、インストール又は設定、少数のユーザに影響を与え るアプリケーション不具合。合理的に実行可能な限り速やかな解決を要する。

SFDC:Pardotのヘルプについて

Pardotには専用のヘルプサイトが用意されています。Pardotナレッジベースという名称で公開されていました。

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Pardotナレッジベース


こんな感じで検索ができます。
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ただ、Pardot自体は基本英語のシステムとなりますので英単語で検索した方がいい場合もあるかもしれません。
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言語は右上のメニューから切り替えることも可能でした。
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SFDC:Pardotのログインについて

PardotのログインページはSalesforceのログインページとは別に用意されています。

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利用開始時にPardot用の管理者アカウントが1件用意されます。そのアカウントでPardotにログインして初期設定等を進めていく流れとなっていました。PardotのアカウントはSalesforceのアカウントとは別アカウントになりますが、Log In with Salesforceの機能を利用することでPardotのアカウントとSalesforceアカウントの紐付けを行うことができます。これでSalesforceアカウント一つだけでPardotにログインして利用することが可能となっていました。

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ちなみにSalesforceは1アカウントにつき1ライセンスが必要ですが、Pardotは組織の契約となっているのでユーザ作成は自由に実行可能となっているみたいです。管理者権限と一般ユーザの切り分けはできるので、社内の人にマーケティングの状況を共有したい場合は一般ユーザを作成してログインしてもらうといった使い方ができそうです。

SFDC:Pardotとは

PardotはSalesforce社のマーケティングオートメーションツールです。

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Pardot(パードット) - B2B マーケティング支援 - セールスフォース・ドットコム

  • 使いやすいマーケティングオートメーションツールで、見込み客を開拓し成功への道を切り拓く
  • マーケティングオートメーションで見込み客をチームメイトのように理解する
  • ホットな見込み客を増やす
  • 引き合いの増加
  • 1人1人に合わせたカスタマイズメールを送信
  • マーケティングの投資対効果を改善

ホットな見込み客を増やす

使いやすい見込み客発掘ツールを使えば、継続的にホットな見込み客だけが営業チームに供給されます。

ランディングページと入力フォーム

直観的な作成ツールで、ランディングページと入力フォームを自由にカスタマイズできます。 見込み客のフォーム入力と同時に、担当営業への通知や評価スコアの増加など、各種のアクションを設定することが可能です。

検索連動型広告キャンペーン

Google AdWords のアカウントに連携すれば、検索連動型広告を通じてアクセスした見込み客をトラッキングできます。

ランディングページの多変量テストと A/B テスト

面倒な作業はツールで自動化しましょう。 多変量テストと A/B テストを活用して、ランディングページを自動的に最適化します。

引き合いの増加

見込み客の育成(ナーチャリング)と評価(スコアリング)により、新規の引き合いを効率的に生み出します。 見込み客の自動割り当て、リアルタイムの通知、見込み客の動向追跡などにより、営業担当者は最適なタイミングで見込み客へのフォローアップを行えます。

見込み客の育成(ナーチャリング)

育成(ナーチャリング)と呼ばれる活動は、さまざまな情報提供を行うことにより購入意志の低い顧客を高くする活動全般を指します。これにより、「ホット」ではない見込み客に貴重な営業時間を割くことなく、効率的な受注までの流れを作ることが出来ます。

見込み客の自動割り当て

見込み客の自動割り当て機能により、見込み客を適切なタイミングで営業担当者に割り当てます。

見込み客の評価(スコアリング)

スコアとグレードを組み合わせた Pardot の見込み客評価システムを使用して、見込み客に優先順位を付け、評価することができます。

見込み客の動向追跡

見込み客とのやり取りをログで確認すれば、クリックから受注に至るまでのカスタマージャーニーを把握できます。

リアルタイムのアラート

ターゲットされた見込み客の動向に関する通知を営業担当者にリアルタイムに通知し、営業はすばやいアクションをとることが出来ます。

1人1人に合わせたカスタマイズメールを送信

強力なメールマーケティング機能を活用することで、開かれなかったメールの開封率を大幅に改善。顧客ごとに特化したメールを送信し、メールマーケティングが生み出すパイプラインを増加させることが出来ます。

動的なコンテンツ

見込み客のスコア、業界、役職などにもとづいて、メールと Web サイトのコンテンツを動的に変更できます。

顧客のセグメンテーション

目的に合わせたターゲットリストを作成し、いつでも最新の状態に更新されています。よって適切なメッセージを適切な対象顧客に適切なタイミングで送信できます。

メールの A/B テスト

メールの対象顧客に対してどのコンテンツが最も効果的かを A/B テストで確認し、裏付けとなるデータを取得します。

マーケティングの投資対効果を改善

どのメールが効果的だったのか。どのランディングページが案件に最も貢献したのか。強力な分析機能を利用して、効果的なキャンペーン活動を見つけることが出来ます。

クローズドループレポート機能

クローズドループレポート機能を使用すると、受注した案件と、それが発生した見込み客発掘活動とを結びつけることができます。

ライフサイクルレポート機能

ライフサイクルレポート機能を使用すると、営業サイクルの健全性を全体像で確認して、営業プロセスのどこがボトルネックになっているのかを知ることができます。

検索連動型広告レポート機能

Google AdWords キャンペーンが収益にどのような影響を与えているか理解するため、クリック当たりコストだけではない詳細情報を提供します。

SFDC:LEXのカスタマイズとページテンプレートの変更について

Lightningページをカスタマイズするときですが、レイアウトの大元はページテンプレートで管理されています。ここでテンプレートを決めて各コンポーネントを配置する感じです。

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基本的にこだわりが無ければページテンプレートの変更はあまり行わなずコンポーネントの配置変更で対応すると思います。
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ですが個人的に使ってみてカスタマイズしたくなるケースがありました。活動(行動とToDo)のレコードページです。
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活動はサイドバーなしの一列表示のページとなっています。関連リストやChatterフィードはタブ切り替えで表示できますが、二列表示しておけば詳細情報+関連リストまたは詳細ページ+Chatterフィードというような表示の仕方ができます。切り替えの手間を減らすことができるのでページテンプレートのカスタマイズをしたくなりました。


変更しようとして初めて気づいたのですがテンプレートは後から変更することができません。
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そのため一から作成し直す必要があるのですが、これはLightning アプリケーションビルダーの設定から作成できます。
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これで二列表示のテンプレートとして新しくLightningページを用意できました。
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Lightningページは保存後に有効化することで実際に利用できるようになります。
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これで活動のページを二列表示に変更できました。
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有効化してもページが切り替わらないことがあるかもしれません。その場合、Classicに切り替え→LEXに戻すといった感じで解決すると思います。Macの場合は「command + shift + R」で画面更新する方法でも解決すると思います。


活動の詳細ページはそれほどアクセスする機会がないかもしれませんが、活動の記録などで電話連絡の記録を残しChatterで共有といった使い方をするときなど詳細情報を見ながらChatterフィードを入力することがあると思います。そういったときに2列表示にしておくと便利だと思いました。