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SFDC:Salesforce Extensions for Visual Studio CodeでJavaエラーが発生したときの対処方法について

Salesforce Extensions for Visual Studio CodeでJavaエラーが発生したときの対処方法についてです。ちょっと前からプライベートのMacBookで用意した開発環境でJavaエラーが発生するようになりました。

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エラーメッセージは下記のような感じ。

実行には Java 8 が必要です。


エラーが発生したこと自体はPCの設定をいろいろ触ってたうちにどこかミスって壊れただけですが、エラーの修正方法がわからなくて困っていました。


解決方法については公式のサイトで紹介されています。

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https://developer.salesforce.com/tools/vscode/ja/getting-started/java-setup/


エラーメッセージではJava 8と記載がありますが、実際はJava 11もサポートされています。また、OracleのJavaではなくてもOpenJDKの方もサポートされています。今回はデータローダでも必要になったZuluを利用しています。

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対応手順

Macの場合です。VSCodeを起動して「Code」→「Preferences」→「Settings」と選択します。
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設定ページが表示されるので検索ボックスにapexと入力します。あとはSalesforcedx-vscode-apex › Java: Homeにパスを入力するだけです。

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パスの指定例

/Library/Java/JavaVirtualMachines/zulu-11.jdk/Contents/Home


※パスの例についての詳細は公式サイトのものを参考にしてください。

エラー解決後

上記対応でエラーメッセージが表示されなくなりました。Javaエラー発生した状態ですが、テストクラスのテスト実行機能が利用できなくなる現象が発生していました。
(Run Testリンクが表示されなかった)

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Javaエラーが発生したときは上記のように設定することで解決するかもしれません。

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