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Salesforce1 Lightning Advent Calendar 2014 - Lightningアプリのパッケージ化

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Developer環境では開発したものをパッケージ化して別組織にインストールしたりできます。Lightningアプリケーションは名前空間プレフィックスが必須ということもあるのでパッケージ化したりできないと思っていたのですが、ちゃんとパッケージ化できるようになっていました。


Lightningをパッケージ化するためにAura 定義バンドルというコンポーネント定義が選択できるようになっています。この中でLightning ApplicationやLightning Componentなどの関連ファイルを選択できます。

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GitHubでSalesforce1 Lightningのサンプルアプリを公開してくれている開発者の方がいるのですが、パッケージ化して自分の環境にインストールできるようになっていました。未管理パッケージなのでインストール後にコードを確認したり、編集してみたりすることができます。(公開してくれた開発者はDreamforce2014でD3.jsについてのセッションを行っていた方でした。)

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実際にこのパッケージをインストールしてみたところ、無事にインストールすることができました。名前空間プレフィックス等でインストールエラーが発生するかと思ったのですが大丈夫みたいです。

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インストール後に開発者コンソールからプレビューモードで画面を表示してみたときにエラーが発生しましたが、コード内の名前空間プレフィックスを自分の組織のものに変更することで無事に画面を表示することができました。(アプリ内容は取引先の検索機能となっていました。)

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名前空間プレフィックスを置換する作業は発生しますが、開発したLightningアプリを別組織にも用意したい場合には便利そうです。実際に試してはいませんが、管理パッケージならインストールだけで動作できるかもしれません。


以上、Salesforce1 Lightning Advent Calendar 2014 - 7日目の記事でした。
Salesforce1 Lightning Advent Calendar 2014 - Qiita