Lightningアプリは、大きく分けて『Lightning Application』と『Lightning Component』の2つのファイルで構成されています。例えば取引先責任者のリストを表示する場合は次の2つのファイルが必要になります。
- ContactListApp.app (Lightning Application)
- ContactList.cmp (Lightning Component)
この2つのファイルにそれぞれのCSSやJS、Apexクラスを作成していく感じになります。関連ファイルは開発者コンソールの開発画面右側にあるWorkPanelからクリックひとつで作成できます。
ContactList.cmpに関連するファイルの場合は次のような感じになると思います。
- ContactListController.js (CONTROLLER)
- ContactListHelper.js (HELPER)
- ContactList.css (STYLE)
- ContactList.auradoc (DOCUMENTATION)
- ContactList.renderer (RENDERER)
CONTROLLER
HELPER
STYLE
DOCUMENTATION
RENDERER
開発の際に必ず必要になるのはCONTROLLER, HELPER, STYLEの3つだと思います。DOCUMENTATION, RENDERERの2つのファイルは実際に使用したことはありませんが、作成時のコードを見るとDOCUMENTATIONはファイルのラベルや説明を指定するため(Apexの.xmlファイルと同様)のファイルでRENDERERはoverridesとのコメントからコードの上書きを行うためのものだと思います。
必要なファイルが多そうな印象でしたが、こうしてみるとシンプルな構成になっている感じでした。