テストクラスで使用できるTest.loadは静的リソースのCSVファイルを読み込んでテストデータを作成できる便利な関数です。個人的にオブジェクト構成や登録データがあまり変更されないマスタ系オブジェクトのテストデータを作成するときに使用するのがいいんじゃないかと思っています。
1000件ぐらいならあっという間に取り込めたのですが、実際このTest.loadがどのくらいの件数まで取込むことができるのか確認してみました。
検証準備
こんな感じのCSVファイルを用意します。
静的リソースにアップします。
テストクラスで読み込みます。
検証
まずは100件の読み込みを試しました。
続いて1000件で検証しました。
10000件でも問題ありません。
次は...と思ったら10002件目の読み込みでエラーになりました。
String.Exceptionです。CSV Parse errorというエラーが発生しています。
データの入力ミスはしていないと思うので、Test.loadによる読み込み上限は10001件までとなるみたいです。項目数は一つのみで確認しているので、もしかすると項目数が多い場合はこれ以下の件数で何かエラーになる可能性もあるかもしれません。
テストデータなら10000件まで登録できれば十分だと思いますし、件数が多いことで処理の時間が大幅に増えたりもしないみたいです。ということでマスタ系のテストデータ登録にはTest.loadがオススメです。