Sandbox環境で承認プロセスのメールアラートなどのメール送信機能が正常に実行されない場合、設定→送信の「メールを送信するためのアクセス権」が「システムメールのみ」になっている可能性があります。
この設定ですが、Spring'13より前に作成されたSandboxでは、デフォルトで 「すべてのメール」 が設定されていましたが、それより後のSandbox環境ではデフォルトで 「システムメールのみ」に変更されたみたいです。
このアクセス権で制御される送信メールは次のようになります。
- [アクセス権限なし]: ユーザへの送信メールやユーザからの送信メールをすべてブロックします。
- [システムメールのみ]: 新しいユーザやパスワードのリセットメールなどの自動生成メールのみを許可します。
- [すべてのメール]: すべてのタイプの送信メールを許可します。新しい非 Sandbox 組織の場合、これがデフォルトになります。
ということでメール送信が実行されないときは上記アクセス権を確認してみるといいと思います。
