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SFDC:レコードタイプを無効にする際にハマった話

一度作成したレコードタイプを削除するということはあまりないと思いますが、デモ環境を作成するときなどにやっぱりいらなかったという感じで削除することがあると思います。


レコードタイプを削除したい場合は、まず有効のチェックを外して無効にする必要があるのですが、プロファイルに参照されている場合は無効にすることができません。

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プロファイルの参照を外したい場合は、プロファイルの「レコードタイプの設定」から変更できます。

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システム管理者プロファイル以外のプロファイルも同様の手順で設定を変更できるのですが、Chatterユーザ用のプロファイルなど一部のプロファイルではこの設定自体が存在しません。

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どうやって参照を外せばいいのかなと思ったところ、以前似たような問題に遭遇した時にまとめた記事の手順で外すことができました。

SFDC:パッケージライセンスマネージャとレコードタイプ - tyoshikawa1106のブログ


レコードタイプの選択画面のURLは次の形式になっているので、ここで対象のプロファイルIDとオブジェクトIDを直接指定することで設定画面を表示することが可能になるという方法です。

/setup/ui/profilerecordtypeedit.jsp?id=ProfileのID&tid=ObjectのID

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ただ、変更対象のプロファイルが複数存在する場合に毎回プロファイルIDとオブジェクトIDを直接指定したURLを入力するのは面倒だなと思いました。


で・・次の手順で変更するのが簡単なんじゃないかと思います。

①対象のプロファイルの詳細画面を開き、プロファイルIDをコピーする

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②システム管理者プロファイルなどで無効にしたいレコードタイプの選択画面を表示し、URLパラメータの「id」のところに、コピーしたプロファイルIDを貼り付ける

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この手順で簡単にChatterユーザ用のプロファイルの設定画面を表示することが可能です。URLパラメータの「id」の部分のみの変更のためかユーザプロファイルのプロファイル名が元のプロファイル名のままになってしまいますが、きちんと値の変更は可能でした。


Chatterプロファイルなどのレコードタイプ設定を変更したい場合はこんな感じで対応できます。