プレリリース環境でざっと見て分かる範囲の新機能は確認できたので、次はリリースノートを見ながら確認した新機能についてまとめてみたいと思います。
ライセンス毎のファイルストレージが追加
リリースノートに有料ライセンス毎に使用できるファイルストレージが612MBから2GBに増えるという記載がありました。プレリリース環境ではどのくらいの変化があるか確認はできなかったのですが、もし意味を間違えていなければかなり便利になりそうです。
レコードに対するトピック機能
今までChatterでのみ使用できたトピック機能ですが、レコードに対しても使用できるようになるみたいです。これによりビュー機能で特定トピックのレコードのみ絞り込んで表示するといった使い方ができるようになります。
トピック機能を利用できるオブジェクトは設定から制御できるようになっていました。
スキル機能(ベータ版)
ベータ版ですがスキル機能が新しく追加されるみたいです。Salesforceのユーザがどのようなスキルを持っているかを確認できるための機能とのことです。利用したい場合はサポートへの連絡が必要みたいです。プレリリース環境では確認できないのだと思います。
Salesforce Files
いままで話にはでていたSalesforce Filesの機能がPilot版として追加されるみたいです。プレリリース環境ではまだ確認できないみたいでした。
Chatterグループのメッセージ機能
Chatterグループにメッセージ機能が追加されるみたいです。サイドバーのお知らせのような感じでメッセージを一件表示しておくことができます。2件目を追加すると1件目が非表示になりました。
投稿するとこのように表示されます。
Chatter Expertメッセージ
ユーザがログインした際に自動で送られるChatter Expertからのメッセージが無くなるみたいです。
契約オブジェクトの承認機能の除外
標準の契約オブジェクトには専用の承認機能があったのですが、この機能が除外され他のオブジェクトと同様に承認プロセスを使用するように変更されるみたいです。また既存の組織には影響がないとの記載もありました。
アイデア機能のリッチテキストエリア
アイデア機能のリッチテキストエリアでコードの挿入が新たにできるようになるみたいです。
analytics:reportChartタグの追加
VFページにanalytics:reportChartタグが追加されるみたいです。これを使うとレポートのグラフを簡単に挿入できるようになります。AnalyticsAPIを使わなくてもレポートIDがあれば簡単にグラフが表示できてすごく便利でした。
サンプル
PageReference URLの#のサポート
今までURLパラメータに#の文字を使用すると文字化けが発生していたとのことですが、これが改善されるようになるみたいです。
開発者コンソールのカスタマイズ
開発者コンソールのフォントサイズとテーマをカスタマイズできるようになるみたいです。個人的にはこの機能が一番嬉しかったです。
その他にもまだまだ新機能がたくさん在ったのですが、後はリリースノートの日本語版がでてから確認してみたいと思います。