tyoshikawa1106のブログ

- Force.com Developer Blog -

SFDC:Salesforce Basecamp For Financial Services 2019に参加しました

5月28日に赤坂インターシティコンファレンスで開催されたSalesforce Basecamp For Financial Services 2019に参加しました。

f:id:tyoshikawa1106:20190528125704j:plain

https://www.salesforce.com/jp/events/basecamp19-fin/


会場はこんな感じ。セッション会場が3つとブースが10箇所用意されていました。
f:id:tyoshikawa1106:20190528130501j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528125326j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528125428j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528133420j:plain:w300

イベントのアジェンダ

  • 12:45-18:40 Registration/EXPO Open
  • 13:30-14:30 Keynote
  • 14:55-17:35 Breakout Session
  • 17:35-18:40 Networking Reception

見に行ったセッション

  • 13:30-14:30 Keynote
  • 14:55-15:35 デジタル体験変革による顧客接点強化-三菱UJFモルガン・スタンレー証券様による取り組み
  • 15:55-16:35 大分銀行様におけるクラウド化IT戦略と業務課題へのアプローチ
  • 16:55-17:35 邦銀初!住信SBIネット銀行様のフルクラウド型コンタクトセンター(Service Cloud×Amazon Connect)の取り組み
  • 17:35-18:40 Networking Reception

13:30-14:30 Keynote(基調講演)

最初の基調講演は二部構成でした。

  • 第一部:キャッシュレスの動向とデータ活用の重要性
  • 第二部:顧客起点のサービス変革に向けて


第一部は株式会社インフォキュリオン・グループの代表取締役社長でFinTech協会代表理事会長の方が登壇され、キャッシュレス界隈についてのお話が聞けました。

f:id:tyoshikawa1106:20190528133907j:plain:w300


いろいろな支払いサービスが増えていますが、ガイドラインも用意されて企業間での連携が可能になっていたりオープンAPIなどが用意されているといった話が聞けました。またキャッシュレス協会が設立されて標準化を進めているとのことです。(昨年設立されたそうです。)

一般社団法人キャッシュレス推進協議会 |


その他セッション内では同じキャッシュレスでもクレジットカードとコード決済では支払いの際のフローに違いがあるといった話や、複数ある決済方法に対応できる端末が開発されているので、利用者が支払可能か悩まなくてもよくなるようになる話がありました。

f:id:tyoshikawa1106:20190528135637j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528141820j:plain:w300


Salesforceとは関係無い分野の話ではありましたが普段何気なく利用していたキャッシュレス周りの話を聞くことができてよかったです。


第二部ではSalesforce社の常務執行役員 エンタープライズ金融営業本部長の方が登壇されてSalesforce周りの話をしてくれました。Salesforce Tower Tokyoができる話と金融機関向けシステム構築をサポートしてくれるパートナー企業がたくさんある話が聞けました。
f:id:tyoshikawa1106:20190528142219j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528142918j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528143801j:plain:w300


その他、Mule Softをつかったシステム連携やFinancial Service Cloud、金融機関向けCustomer360が用意されている話がありました。Line WorksとSalesorce連携の事例の話も興味深かったです。最後に今後つながってほしいパートナー企業があったら教えてください。とのことでした。

13:30-14:30 Breakout Session1

1つめのBreakout Sessionでは三菱UFJモルガン・スタンレー証券のお話が聞けました。Service CloudとMarketing Cloudによるシステム構築の話と運営サービスの『MUFGテラス』についてのお話がありました。

f:id:tyoshikawa1106:20190528144931j:plain:w300


会場は基調講演と同じ一番広い部屋でした。前の方の席が空いていたので最前列で見ることができました。イベントの前の方の席って以外と空いてる気がします。(気をつけないとReserve席だったりしますが..)
f:id:tyoshikawa1106:20190528144701j:plain:w300


Service Cloudではコールセンターや問い合わせ受付の仕組みを構築した話を聞けました。電話、メール、チャットと様々な問い合わせ方法をサポートできるオムニチャネルの仕組み構築が行えたとのことです。対面型コンサルサービスと非対面コンサルサービスの両方を提供し、リアルとデジタルの統合を実現しているとことです。

オムニチャネル - Wikipedia

今回のセッションでメインの話は運営サービス『MUFGテラス』の話でした。

オンライントレード×チャット資産運用相談サービス“MUFGテラス”|三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社

MUFGテラスは2018年11月18日に開始されたチャットとメールで投資相談が行えるサービスとのことです。チャットはリアルタイムでのやりとりが可能で相談から注文まで対応可能となっていて、メールはリアルタイムではないので注文の受付はできないが24時間受け付け可能で翌日回答となっているそうです。


チャットは電話よりも聞きやすくて便利という声がある話も興味深かったです。マーケットAIの仕組みで市況等について自動応答する仕組み構築も行っている話がありました。その他非対面コンサルではバーチャル担当が窓口となり、裏側では複数人のスペシャリストがサポートする体制にすることで利用者が使いやすいサービスとなるようにしたといった話もありました。こうしたサービスの設計周りについての話を聞くことができて良かったと思います。(リアルタイムのチャットをサポートしようと思ったら多くスタッフが必要ということも改めて意識できました。)


Marketing Cloudでは顧客が望む適切なタイミングで情報を提供するシステム構築を行った話がありました。ここは比較的サラッと話が進んだ気がします。ただ、メールについての話で「メールは一斉配信に適したメディアで、低コストだが適したタイミングで送信できるのはシステム化が必要」という話でMA製品がなぜ必要になるのかなんとなく意識できた気がしました。

14:55-16:35 Breakout Session2

2つめのBreakout Sessionでは大分銀行の事例についての話が聞けました。撮影・録音禁止のアナウンスがあったのと満席で立ち見となったセッションでした。内容としては、大分銀行のシステム構築を行った日本システム技術株式会社の方が登壇されてBank Neoという製品の紹介という感じでした。

Bank Neoは2011年に提供開始された製品ですが、今回Cloud版を2019年に提供開始し、またBank Neoの機能の一つで預かり管理機能をSalesforceを基盤として開発した話を聞くことができました。預かり管理機能は大分銀行と共同開発していて今年の秋頃にリリースする予定とのことです。

その他の話はこんな感じ。

  • 預かり管理機能の開発基盤としてSalesforceを選んだ理由(セキュアな環境)
  • 大分銀行プロジェクトについての紹介ビデオ
  • 今までのオンプレミス開発とクラウドを使った開発の違いについて
  • Bank Neoの強み
  • これからのIT戦略


実際にはもっと細かく参考になる話を聞くことができていますが、ざっくりこんな感じのセッションでした。クラウド導入のメリットや導入前の検討事項などといった話は聞くことができてよかったです。

16:55-17:35 Breakout Session3

3つめのBreakout Sessionでは住信SBIネット銀行とiSiDの方が登壇されたフルクラウド型コンタクトセンターの話を聞くことができました。このイベントの中で一番技術者向けの話だったと思います。CRM選定でSalesforceを選んだ理由やできる限り標準機能を活かしつつ必要に応じてAWSでシステム構築を行なった話、Salesforceのガバナ制限を考慮してシステム連携の設計を行った話を聞けました。

f:id:tyoshikawa1106:20190528165636j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528171320j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528172823j:plain:w300

まとめ

半日のみのスケジュールとなりましたが、金融機関向けの話をいろいろ聞けてよかったです。見に行ったセッションでは共通してSalesforceによるセキュアな環境/強固なセキュリティという話が出ていたかなと思います。上記に記載した内容については一応メモ取りながら聞いていったので大きな聞き間違いはないと思うのですが、もしかすると認識誤り等あるかもしれません。

さいごに

Networking Reception楽しかったです。
f:id:tyoshikawa1106:20190528174459j:plain:w300

f:id:tyoshikawa1106:20190528174534j:plain:w300


食事も最高でしたが、パートナーブースでお話を聞くことができました。今回お話を聞きにいったブースは次の4つです。

  • ワークスモバイル株式会社 - LINE WORKS(LINE for Sales)
  • 株式会社アイリックコーポレーション - smart OCR
  • VLocity Japan 株式会社 - Vlocity
  • セールスフォース・ドットコム - Success Cloud (プレミアサクセスプラン)

f:id:tyoshikawa1106:20190602182406j:plain:w300

LINE WORKS(LINE for Sales)

SalesforceとLINE WORKSのシステム連携を実現できるLINE for Salesという製品の話を聞きました。基調講演でチラッと名前が出てきたので気になって行ってみました。

明治安田生命にて「LINE WORKS」と「Salesforce」の連携ソリューションを導入|ワークスモバイルジャパン株式会社のプレスリリース

ブースでサクッと聞いた話になるので導入検討時の詳細確認はきちんと問い合わせを行う必要があると思いますが、料金はサブスクリプションモデルで月額XX円という形で、システム導入費用は発生しないとのことでした。


また、厳密にはRekuruというシステムも連携に必要になるため、下記の構成となります。

LINE × LINE WORKS × Rekuru SFA × Salesforce


Rekuru SFAについての詳細は聞いていませんがこちらの導入必要はまた別途必要になるのだと思います。LINEとSalesforce連携の仕組みをきちんと構築しようとするとかなり大変なイメージがあるので、お手軽にデータ連携が可能になる製品はすごく便利だと思います。

smart OCR

smart OCRは画像データを渡すとテキスト構造化データとしてアウトプットしてくれるAPI連携を提供してくれるサービスでした。アウトプット時のテキスト構造化データはJSON形式とのことです。

構想中の案件例として住宅ローン仮審査の必要書類(物件情報や本人確認書類)をOCRでデータ化するといった例がでていました。利用イメージとしてはモバイル端末で書類を写真撮影するとデータ化されるといったことが可能とのことです。これは紙の電子化を行っていきたい企業にとって非常に便利なサービスだと思います。また導入時に要望に応じてカスタマイズ可能との案内も資料に記載がありました。

Vlocity

こちらは話を聞きにいったところ保険業界に特化したサービスを提供しているみたいです。また本社はUSAにある企業とのことでした。

保険業界とは関係なかったので詳しい話は聞かなかったのですが、せっかく来てくれたのでと資料と会社ロゴの入ったボールペンを頂いちゃいました。資料に書いてあった内容を見ると、「見積」〜「制約」までの一連の流れをサポートするアプリケーションを構築できるみたいです。おそらく規模の大きいアプリケーションなのだと思います。本社がUSAとのことで現状事例も海外企業のものがメインでしたが、Salesforce上で保険業のシステム構築する際には話を聞いてみると良いかもしれません。

Success Cloud

最後にセールスフォース社のブースにも行ってみました。Success Cloudということでプレミアサクセスプランや定着化についての話が聞けました。最近サポートに問い合わせる機会が多いのでプレミアサクセスプラン契約してほしい。けど数年間継続して使い続けるかわからないな..と悩んでいたのでいろいろ相談に乗ってもらいました。こうしたイベントではセールスフォースの中の人に直接相談できる機会があるのですごく助かりました。


Salesforce Basecamp For Financial Services 2019はだいたいこんな感じでした。Salesforceのイベントは事例や今まで知らなかった製品の話が聞けてすごく参考になるので機会があればなるべく参加していきたいです。

SFDC:Pardotでハマったところ - 同期処理と空白データの扱い

Pardotを可動したあとにアレ...っとなるケースがありました。下記の挙動です。

  • リードの日付項目に値を入力。
  • 入力した値が不要になったため、空白データで更新。
  • 一定時間経過すると最初に入力したデータが復元されていた。


いや..空白データに更新できないとか困る。。と思ってサポートに問い合わせしたところ、Salesforce側データを空白に更新した場合、Pardot側のデータで上書きされるされるため、空白には更新できない仕様があるとのことでした。

f:id:tyoshikawa1106:20190526155929p:plain

Pardot 同期動作の仕組み

対応方法

この問題を解決するにはSalesforceの空白値を優先させるオプションを有効化させる必要があるとのことです。これを有効化することで最初に記載した挙動の問題を解決できます。またオプションは一度有効化したあと、無効に戻すことも可能です。(空白値で更新したデータは戻りません。)


また双方向の同期の場合、Pardot側の空白値がSalesforce側に反映されることはないので、万が一Pardot側にデータが正しくセットされていないくて、空白データとなっていても、それがSalesforce側に反映されてデータが破損することはないとのことでした。(※双方向同期の場合はSalesforceデータが正なのでこの挙動で問題ないと思います。)

このオプションの有効化自体は依頼すればすぐに実行されました。時間がかかったのはそのオプションを有効化するときの考慮点やPardot側のでデータが正しくなくて空白データで更新されてSalesforce側のデータが破損する恐れはないかの確認に時間がかかりました。(いろいろ確認してもらったところ、その心配はありませんでした。)


個人的にはSalesforce側で空白データで更新できないのは問題点しかない気するので最初から有効化してほしいのですが、気づいていないだけで何かメリットがあるのかもしれません。

まとめ

このオプションの有効化については同期する方向によって注意点が異なるみたいですので詳細はSalesforceのサポートに問い合わせして確認するのが良いと思います。

SFDC:Pardotでハマったところ - プロスペクトの上限について

PardotはSalesforceのMA製品で主にB2Bをターゲットとした製品です。
f:id:tyoshikawa1106:20190526151017p:plain

B2Bマーケティングを自動化で支援 - Pardot(パードット) - セールスフォース・ドットコム


エディションによって利用できる機能が多少異なりますが、どのエディションでも共通の制限があります。プロスペクト数最大10,000の部分です。
f:id:tyoshikawa1106:20190526151242p:plain

各種エディションと料金-Pardot - セールスフォース・ドットコム


最初あまり気にしていなかったのですが、この上限10,000件はおそらくあっという間に突破すると思います。Salesforceに登録されたリード/取引先責任者は原則自動でPardot側に同期されるためです。この10,000件を超えてしまうとPadotのホーム画面にアラートが表示されます。またメールでの通知も届きます。内容としては10日以内に10,000件以内に収まるように対応しないとメール送信不可となるとのことでした。

対応方法

アラートが表示されてからSalesforceのサポートに問い合わせしてみました。プレミアプランではない場合はだいたい1日〜2日で返答があります。その後の問題の解決まではプラス2日〜4日ぐらいかかると思います。


サポートに問い合わせした結果解決方法としては下記の二点での対応になるみたいです。

  • ①Pardotから不要なプロスペクトデータを削除する
  • ②Pardotのプロスペクトをオプトアウトしてメール不可状態にする。


①のプロスペクト削除ですが、Pardot側で削除した場合、Salesforce側の同期処理で自動で復元されることはないとのことです。削除対応後に気づいたら復元されて容量オーバーが再発するケースは起こらないことが確認できました。


②のメール不可状態の件ですが、プロスペクトの上限というのは「メール可能な」プロスペクトの件数で判定されるとのことです。なのでメール不可状態にしておけば10,000件を超えても問題なく、更にスコアリングやグレードの集計なども実行されるとのことでした。


個人的にPardotのスコアリングやグレードの機能は使いたい機能だったので、削除ではなくメール不可状態にして対応したいと思いました。ですが、その際に問題となったのがオプトアウトを手動で設定したものと顧客側で配信停止リンクなどからオプトアウトしたものが区別できるかという部分でした。ここが区別できないといつかプロスペクトを整理してメール送信可能な状態に戻したくなっても、本当に戻していいプロスペクトか判別ができません。どうやって管理すればいいか問い合わせしていたのですが、10日という期限が迫っていたこともあり、今回は削除で対応することになりました。。(良い案があれば知りたいです。)


ちなみにPardotからプロスペクトの一括削除はチェックボックスと削除アクションで実行できますが、オプトアウトの一括変更機能は用意されていませんでした。こちらもサポートの方に相談したところ、オートメーションルールなどを用意しての対応が必要になるみたいです。この部分も調査に時間が掛かりそうなのがネックでした。

制限緩和オプションについて

上限の10,000件ですが、オプション購入で制限を緩和することができます。営業の方に相談したところ、10,000件単位で利用可能な件数を追加できるみたいです。(値段等正確な情報は担当営業の方に実際にお問い合わせ頂くのが良いと思います。)

その他の考慮事項

サポートとは別の経緯で教わった情報ですが、Pardotへの同期対象を特定のデータのみに絞って実行する方法があります。Pardotの同期は指定したユーザ権限をつかって行われます。そのため下記の手順で制限することで対応可能です。

  1. リードと取引先責任者を非公開にする
  2. 共有設定などで同期用ユーザに特定の条件に一致するデータのみアクセス権限を付与する。
  3. アクセス権限が付与されているデータのみが同期の対象となる。

URLを忘れましたがSalesforceのヘルプページにも記載されていたので公式的なやり方です。この方法を取り入れようかと考えたのですが、取引先責任者とリードの非公開設定にする必要がある部分で諦めました。(このあたりの仕様もPardot導入時点で検討する内容に含めておいた方が良さそうです。)

まとめ

Pardotのプロスペクト上限問題は必ず遭遇すると思います。実際の顧客情報が10,000件未満だとしてもそれ以外の取引先などの情報がSalesforceに登録されることで、10,000件を超える可能性が高いです。Pardot導入を検討しているタイミングの場合は営業の人にどのように対応するのが良いか相談しておくのが良いと思います。個人的にはどうしてこのあたりの対処方法が公式でまとめられていないんだろ...って気分になりました。(オプトアウトとは別にPardotのメール送信除外フラグがほしい。。)

SFDC:Indy 500とSalesforce Car

2018年の記事ですがIndy 500でSalesforceがスポンサーとして参加したチームがあるみたいです。
f:id:tyoshikawa1106:20190526142114p:plain


ドライバーはJ.R. Hildebrandという人で、2018年5月のレースで66台中11位でゴールした話がSalesforce Blogで記事になっています。
f:id:tyoshikawa1106:20190526142934p:plain

J.R. Hildebrand Drives Salesforce-Sponsored Car 66 to an 11th Place Finish in Indy 500 - Salesforce.com


Indy 500の情報ってどこかでみれるのかなと思ったらiOSアプリが公開されているみたいです。
f:id:tyoshikawa1106:20190526144755p:plain

‎「INDYCAR」をApp Storeで


英語ですが雰囲気で利用できそうです。アプリを起動するとお気に入りのドライバーをフォローできるようになっていました。
f:id:tyoshikawa1106:20190526145020p:plain:w200


これでそのドライバーの基本情報を見ることができます。
f:id:tyoshikawa1106:20190526145042p:plain:w200


またお気に入りのチームもフォローできるようになっています。てっきりSalesforceが一つのチームを持っているのかとおもったのですが、チーム内の一台がSalesforceがスポンサーとなっている車のようです。チーム名は「Dreyer & Reinbold Racing」という名前でした。
f:id:tyoshikawa1106:20190526145233p:plain:w200


アプリ内では過去のレース結果も確認できます。
f:id:tyoshikawa1106:20190526145459p:plain:w200


下の方のレースの結果を見てみるとHildebrandさんは21位でゴールしてました。お気に入りに登録しておくと一番上に表示されるので便利です。
f:id:tyoshikawa1106:20190526145642p:plain:w200


その他アプリでできることの詳細はこちらが参考になりました。


また、NTT IndyCar SeriesというTwitterアカウントとWebサイトがありました。こちらでもJR Hildebrandさんが特集されてました。


YoutubeチャンネルもあるのでもしかするとSalesforce Carが走ってるレースが見られるかもしれません。(チラッと見てみましたが基本遠くからの撮影なので見つかりませんでした。)


Salesforce CarですがSalesforceのAnalyticsチームがレースデータを分析しながらレースに望んでいるみたいです。

SFDC:Lightning Design SystemのData Tablesコンポーネントと左右のスペース

Lightning Design Systemでtableタグのスタイルを適用すると左右にスペースが差し込まれて幅が均等にならないのでなんとかならないかなと思ってました。
f:id:tyoshikawa1106:20190519144109p:plain


slds-table_cell-bufferクラスを除外すればよかったみたいです。(サンプルに自動でセットされている)
f:id:tyoshikawa1106:20190519143757p:plain


Google翻訳すればすぐに気づけるようになってました。
f:id:tyoshikawa1106:20190519143847p:plain


Lightning Design SystemのData Tablesコンポーネントは画面サイズに合わせて幅を自動調整してくれてモバイル対応とかもやりやすいので便利です。

SFDC:Lightning Design Systemと静的リソースへのアップロード

Visualforceで使うLightning Design SystemのCSSは「apex:sldsタグ」で読み込ませているのですが、静的リソースへのアップして読み込ませておいた方がいいケースがあったので最新版をダウンロードしてみました。現在の最新版は2.9.2です。

f:id:tyoshikawa1106:20190519115537p:plain

Lightning Design System


ちゃんと静的リソース用のダウンロードリンクが用意されています。
f:id:tyoshikawa1106:20190519115700p:plain

Downloads - Lightning Design System


ダウンロードしたファイルをZip化してアップしたところエラーがでました
 ↓

Error: static resource cannot exceed 5MB

アレ・・と思って確認したところ、Zip化された時点で5.3MBぐらい。ちょっと削らないとアップできませんでした。


削れそうなファイルを確認したところImagesフォルダの中にある画像は削っても問題なさそうでした。
f:id:tyoshikawa1106:20190519121642p:plain


こんな感じで不要なファイルを削って5.1MBぐらいになったところで無事にアップできました。ほんの少しならオーバーしてもアップできるみたいです。Salesforce内で使われている画像が手に入るのは嬉しいのですが、静的リソース版はそのままアップできる5MBに収まっていると便利かなと思いました。

SFDC:Pardot Lightning Appでページ読み込みがうまくいかないときの確認ポイント

Pardot Lightning Appでページ読み込みがうまくいかないときの確認ポイントについてです。Pardot Lightning AppはSalesforceのLightning Experience内からPardotの情報にシームレスにアクセスできる便利機能です。

f:id:tyoshikawa1106:20190519111904p:plain

Learn How to Navigate Pardot Lightning App 単元 | Salesforce Trailhead


以前のPardot Appに比べてデザインに統一感がでるようになっています。このPardot Lightning Appで、ページが読み込み中のまま先に進まない現象が発生しました。挙動としてはこんな感じ。

  1. Lightning ExperieneでPardotアプリケーションを選択
  2. PardotダッシュボードやPardotレポートなどのタブを選択
  3. 通常は読み込み中→ページ表示の流れだが読み込み中のまま進まない
  4. 全ユーザではなく一部のユーザのみ
  5. Pardot自体にログインしてのアクセスはうまくいくので権限の問題ではなさそう
  6. ブラウザ依存の可能性が高そうだったのでキャッシュクリアを(念の為Cookieの削除も)試したが効果なし


サポートに相談したところやはり権限の確認とキャッシュの削除についてアドバイスを頂きました。今回はどちらでもなかったのですが、頂いた回答的にブラウザ側の設定の問題の可能性が高そうだったのでそのあたりを検証してみると原因は「ブラウザの拡張機能」でした。ブラウザの拡張機能の中に広告ブロックのような機能が入っていると読み込みが正常に実行されないみたいです。


ということでPardot Lightning Appでページ読み込みがうまくいかないときはキャシュのクリアと一緒に拡張機能についても確認しておくのが良さそうです。