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SFDC:顧客に一括メールを送信するときの流れ

キャンペーンのお知らせなど顧客に一括メールを送信するときの流れです。大勢の顧客に1件ずつメールを送付していくのは時間も掛かり現実的ではありません。Salesforceには取引先責任者に登録されたメールアドレス宛に一括メールを送信する機能が用意されています。

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マージ機能と同じようにビューをつかったレコードの絞り込みが可能です。
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メールの件名や本文はメールテンプレートをつかって指定できます。
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送信前に対象件数やその他オプションを指定できます。
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送信ボタンをクリックするとメール送信処理が実行されます。
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この方法でメール送信すると活動履歴に残すこともできます。
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メールはsalesforce経由で送信されたことが受信者に表示されました。そのあたりは意識しておいた方がいいかもしれません。
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送信処理後ですが送信件数などの情報が通知メールで届きます。
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私の設定で履歴を確認できるみたいです。
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メールはログインユーザの名義で実行されます。システムの通知などは専用のアカウントでログインして実行した方が良さそうです。また重複データに対してメール送信したところ受信側には一件のみ届くようになっていました。基本的には重複データは整理してから実行した方がいいですが誤って選択しても大丈夫です。

メール送信したくない顧客への対応

一括メール送信時に特定の顧客にはメールを送りたくないケースもあると思います。その場合はメール送信除外フラグの項目を利用すればいいみたいです。

メール送信除外フラグとはどのような場合に考慮されるのでしょうか?


このフラグをONにすれば一括メール送信の対象にはならないそうです。
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対象判定は自動で行われるため一括メール送信画面のビューで項目を条件指定に利用することはできませんでした。メール送信対象が少数の場合は基本ONにしておいて一部をOFFに切り替える運用の方が間違いがないかもしれません。