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SFDC:Community Cloudでレコードフィードを利用するときの管理方法

Commnity CloudではChatterをつかって顧客とやりとりできますが、それをレコードフィードで行うケースもあると思います。レコードフィードを利用することでそのレコードにアクセスできるユーザとやりとりを行うといったことが可能になります。
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こうしたコミュニティユーザとのChatterのやりとりは社内組織のChatterタブから確認できます。(レコードをフォローしておく必要があります。)
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便利ですがChatterタブのページにはコミュニティユーザとのやりとりだけを表示する機能はありません。社内ユーザとのChatterのやりとりと複数のコミュニティユーザとのやりとりが増えてくると見逃してしまうケースが多くなってくると思います。


そんな問題をレポート機能をつかって解決できます。


通常はレコードフィードの情報をレポートで表示することはできませんが、カスタムレポートタイプ機能を利用することで実現可能になります。
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レポートに表示する項目を制御したいときはレイアウトの編集で設定できます。
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このような感じでレポートを作成できます。作成日と同じラベルで紛らわしいですが、取引先フィードの作成日でグルーピングして降順表示、さらにフィードコメントの作成日の降順表示に設定しておくと新しい投稿を確認できると思います。レコードのName項目でもグルーピングしておくとさらに管理しやすくなります。
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実際に表示した画面がこちらです。
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詳細を非表示ボタンをクリックすれば必要最低限な情報だけ表示することが可能です。
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このレポートで最新の投稿を確認することで見逃しを防ぐことができるようになると思います。今回作成したサンプルレポートは過去のスレッドにコメントすることは無い前提でつくっていますので、用途に合わせてカスタマイズするとより使いやすくなると思います。