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SFDC:Spring'16のプラットフォームキャッシュ関連の新機能について確認しました

プラットフォームキャッシュまわりがいろいろ改善されたみたいです。

プラットフォームキャッシュトライアルによるパフォーマンス改善のテスト

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リリースノート

アプリケーションでプラットフォームキャッシュを使用して、パフォーマンス改善をテストするためにトライアルキャッシュ空間を要求できるようになりました。

Enterprise Edition、Unlimited Edition、および Performance Edition にはいくつかのキャッシュが含まれていますが、多くの場合キャッシュを追加することでパフォーマンスがさらに改善されます。

トライアル要求が承認されたら、容量をパーティションに割り当て、さまざまなシナリオでキャッシュの使用を試すことができます。

トライアルキャッシュをテストすることで、追加キャッシュを購入すべきかどうかを十分な情報に基づいて決定できます。この機能は、Salesforce Classic でのみ使用できます。

プラットフォームキャッシュの購入

アプリケーションの大幅なパフォーマンス向上が期待できるプラットフォームキャッシュ空間を購入できるようになったみたいです。この機能はSalesforce Classicでのみ利用できます。

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リリースノート

  • Enterprise Edition (デフォルトで 10 MB)
  • Unlimited Edition (デフォルトで 30 MB)
  • Performance Edition (デフォルトで 30 MB)


アプリケーションに効果のあるキャッシュの量を判別するために、トライアルキャッシュを要求して組織で試すことができます。特に次の場合は、プラットフォームキャッシュによるパフォーマンス向上が期待できます。

  • 多くの Apex カスタマイズが行われている組織
  • 同時ユーザ数の多い組織
  • 複雑な計算やクエリを行う組織やアプリケーション
  • また、ISV はキャッシュを購入して、お客様に提供するアプリケーションで使用できます。
  • キャッシュ空間は、10 MB ブロック単位の年間契約で販売されます。
  • プラットフォームキャッシュを購入するには、Salesforce の担当者まで連絡する。


プラっとフォームキャッシュはあまりさわったことがありませんが、こういうものがあるということは覚えておこうと思います。