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SFDC:オブジェクト制限のカスタム項目利用状況について

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Discussion Forumで知ったオブジェクト制限のカスタム項目利用状況についての話です。カスタム項目利用状況は『設定→カスタマイズ→制限』から確認できます。例えばカスタム項目が2つ作成済みの場合は利用状況には2と表示されます。


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カスタム項目を削除しても完全に削除するまでは利用状況にカウントされたままになります。

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ただ削除しただけでは削除済み項目として存在しているためです。削除済み項目を完全に削除することで初めて利用状況のカウント対象から除外されます。

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ちょっとおもしろいのが地理位置情報型の項目です。

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1つの項目で3項目分カウントされます。

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3項目分カウントされる理由については下記のページで「緯度と経度、そしてももう1つは内部的に利用しているフィールドが生成されます。」と説明がありました。

地理位置情報カスタム項目 (ベータ) | Winter '13


地理位置情報型の項目はこのように特殊なルールを持っています。カスタム項目利用状況はカスタム項目を大量に作成しているような組織でなければあまり気にする必要がありませんが、制限近くまである組織の場合は注意が必要です。