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SFDC:『Winter'15新機能』Visualforce式でのsObject項目の暗号化の保持

『Force.com』カテゴリの新機能です。Visualforce式でのsObject項目の暗号化の保持ができるようになりました。シンプルに言うと『今まで暗号化項目はoutputFieldでしかマスクされませんでしたが、outputTextでもマスクされるようになります。』ということです。


この機能はAPIバージョンが32.0以降のVisualforceページに適用されます。Winter'15以降でもAPIバージョンが31.0以下の場合は適用されません。


次のコードで確認してみました。

APIバージョン 31.0

f:id:tyoshikawa1106:20141116142921p:plain

APIバージョン 32.0

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apex:outputTextの項目でもマスクされていることが確認できます。自分は暗号化項目を使用する機会は今のところなかったのですが、こんな感じでより使いやすくなっているみたいです。ただし、outputFieldの方はSalesforce側でアクセス件等いろいろ判定してくれるので、特に問題がなければ基本的にはoutputFieldを使う方がいいと思います。

暗号化項目を使用するときに注意すること

Apex には暗号化されたデータ型がないため、Apex 変数 (つまり、sObject 値ではなく Apex 値) を返すコントローラプロパティまたはメソッドを参照する式では、常にプレーン (復号化された) 値が表示されます。